経営学習研究所 dolab輪読会(第1回)
一般社団法人経営学習研究所の活動については、ここでもいろいろと書いていますが、打ち出している企画は3つのカテゴリーに分かれています。

①.シアターMALL……理事全員で企画・運営を行う100名規模を超える大規模イベントです。年に1~2回の開催となっていますが、比較的多くの方に興味をお持ちいただけるテーマを経営学習研究所ならではの切り口と魅せ方で取り上げてきました。

②.ギャラリーMALL……シアターMALL同様に理事全員で企画・運営を行いますが、もう少し小型のイベントです。シアターとギャラリーの違い、何となく伝わりますよね。

③.ラボ企画……経営学習研究所では8名の理事がそれぞれ自分の強みと興味を前面に出したラボを持っています。そして、任意にラボ企画を打ち出しています。個々のラボ企画にも、他の理事が協力したり参加したりと、経営学習研究所ならではの一体感で運営を続けています。

ほんとは当初から別の形態も考えているのですが、今のところは①~③の3つのイベントがなんだかんだいってほぼ毎月開催されている状況です。ちょうど、来期の予算策定の時期に差し掛かっており(なんせ法人ですから予算と決算が当然にあるわけです)、来期にどんな活動をしようかを考えている時期です。

そして、今期最後の企画がリリースされました。岡部理事のラボ活動「経営学習研究所 dolab輪読会(第1回)【イヴァン・イリッチ『脱学校の社会』を読む:「想像力の学校化」を超えて】」です。開催は3月31日、期末日、新卒採用真っただ中、入社式・新入社員研修前日…、ということで私は参加は叶わないのですが、シアターMALLとは一味違った時間が流れることと思います。リリース全文を引用しますので、ご興味のある方は、是非サイトからお申し込みください。

********************************************************************
経営学習研究所 dolab輪読会(第1回)
【イヴァン・イリッチ『脱学校の社会』を読む: 「想像力の学校化」を超えて】
==================================================
KEYWORD : イヴァン・イリッチ 想像力の学校化 脱学校化 
学習のためのネットワーク 知識・技能・経験の分かち合い

3月31日(月)午後6時30分-午後9時00分くらいまで
==================================================

このたび,3月31日(月)に、経営学習研究所dolabのイベントを,ソフィアさまとともに開催させていただきことになりました。今回のイベントは

【イヴァン・イリッチ『脱学校の社会』を読む:「想像力の学校化」を超えて】 です。

『脱学校の社会』著 イヴァン・イリッチ

 多くのひとたちに読まれている哲学者であり文明批評家であるイヴァン・イリッチの名著から,学校をはじめとする教育制度や機関で学び,教えられることが前提となった私たちの社会について議論したいと考えています.

 とりあげる章は2つ.1章の「なぜ学校を廃止しなければならないのか」(p13-57)と,6章「学習のためのネットワーク」(p135-189)です.

 経営学習研究所で上記2つのレジュメを用意し,内容を報告します.その内容を受けて,軽食やお飲物とともに,リラックスした中で,参加者の皆様と自由な議論を行いたいと思います.

 イリッチは,私たちが学校の中で評価され,学校から価値を受け取ることを善しとして疑わなくなることを通して,「想像力の学校化」が生じていると述べます.そしてこのことから,(学校の中でよりも学校外でより多くのことを習得したにもかかわらず,)私たちは,学校「的」な文脈で教授されることのみを「教育」だとみなすことに慣れてしまい
ます.イリッチによれば,「想像力の学校化」は,教育のみならず,「健康」や「安全」においても生じるとされます.私たちは,医療制度に頼り,医者にかかっていれば,健康に配慮しているとして「誤解」し,そのサー
ビスを受け入れるようになるとイリッチは述べます.

 本書の6章において,学校化された考え方の価値転換が試みられます.

「本章で,私は学校についての考え方をひっくり返すことが可能であることを示すつもりである....すぐれた教育制度は三つの目的をもつべきである.第一は,誰でも学習しようと思えば,それが若いときであろうと年老いたと
きであろうと,人生のいついかなる時においてもそのために必要な手段や教材を利用できるようにしてやること,第二は,自分の知っていることを他の人と分かちあいたいと思うどんな人に対しても,その知識を彼から学びたい
と思う他の人々を見つけ出せるようにしてやること,第三は公衆に問題提起しようと思うすべての人々に対して,そのための機会を与えてやることである.p140」

 学校教育の現場であれ,組織開発の現場であれ,何らからの形で教育と学習に関わる方々にとって,根幹をゆるがす思想になると思います.この2つの章の思想と,みなさまの現場での経験との往還を通して,有意義な議論ができれば
と思います.

 今回のレジュメの報告は,経営学習研究所の岡部を中心に行ないます.経営学習研究所にて輪読会を行なうのは,初めての試みではありますが,ふるってご応募して頂けましたら幸いです.

 どうぞみなさま,ご来場いただけますことを願っております.

 岡部 大介

■共催
 一般社団法人 経営学習研究所 dolab.
 株式会社ソフィア

■日時
 2014年3月31日(月)午後6時30分 - 午後9時00分ころまで  開場は6時15分から

■ 会場
 株式会社ソフィア
 東京都港区麻布十番1-2-3 プラスアストルビル 8階
     東京メトロ 南北線 麻布十番駅より徒歩4分
     東京メトロ 大江戸線 麻布十番駅より徒歩1分

■参加費
 お一人様2000円を申し受けます
 サンドイッチなどのお食事,飲料(お酒とソフトドリンク),資料印刷費用となります.
 限定12名様まで

■内容
pm6:30-6:35
・経営学習研究所(MALL)ラボ dolabからの挨拶(岡部)
pm6:35-7:05
・レジュメ報告1 
 『脱学校の社会:第1章 なぜ学校を廃止しなければならないのか』
 (レジュメ担当:経営学習研究所 研究員 松浦)
pm7:05-7:40
・ディスカッション1
pm7:40-7:50
・ブレイク
pm7:50-8:20
・レジュメ報告2 
 『脱学校の社会:第6章 学習のためのネットワーク』
 (レジュメ担当:経営学習研究所 理事 岡部)
pm8:20-8:55
・ディスカッション2
pm8:55-9:00
・ラップアップ

■参加条件
下記の諸条件をよくお読みの上,参加申し込みください.申し込みと同時に,諸条件についてはご承諾いただいているとみなします.
1.輪読会の様子は,予告・許諾なく、写真・ビデオ撮影・ストリーミング配信する可能性があります.写真・動画は,経営学習研究所,ないしは、経営学習研究所の企画担当理事が関与するWebサイト等の広報手段,講演資料,書籍等に許諾なく用いられる場合があります.マスメディアによる取材に対しても,許諾なく提供することがあります.参加に際しては,上記をご了承いただける方に限ります.

2.欠席の際には,お手数でもその旨,info [あっとまーく]mallweb.jp(松浦李恵)までご連絡下さい.

3.人数多数の場合は,抽選とさせていただきます.3月23日までにお申し込みをいただき,3月24日には抽選結果を送信させていただきます.ただし,仮に応募が多数になった場合は,〆切前でも,応募を締め切ります.できるだけ早く応募を行っていただけますよう,よろしく御願いいたします。

以上,ご了承いただいた方は,下記のフォームよりお申し込みください.なお,応募が多い場合には,〆切まえであっても,予告なく応募を停止する可能性がございます.あしからずご了承下さい.

皆様とお会いできますこと愉しみにしております!
********************************************************************


※おや、懐かしい。2012年6月の経営学習研究所キックオフイベントのムービーです。各ラボの紹介もされています。

関連記事
スポンサーサイト
【2014/03/15 01:18】 | 経営学習研究所(MALL) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<「研修開発入門」中原淳著 ~書籍紹介2014-02~ | ホーム | 『越境者…その源を探る』 & 『NO!風化 東北支援ライブ#5』>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://jqut.blog98.fc2.com/tb.php/1908-cf767608
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |