やりすごされているせっかく設計された振り返りの場
今日は今年最後になる大規模採用セミナー、担当者の皆さん、お疲れさまでした。でも、大変なのはいよいよこれからです。

セミナーの中で「経験から学ぶ」という話と、「社会モードと教室モードの違い」という話をします。今年はもろに導管型といっていいセミナーなのですが、その中でも私の話の途中で、ここまでのセミナーの振り返りをまわりの人と3人組になってしてもらう時間を数分とっています。

聞いたことは他者に説明することによって強化され、記憶に残りやすくなります。他者に説明することによって、自分がわかったことわかっていなかったことも明確になります。他者と話すことにより、同じ話を聞いたのに、こうも焦点を当てる部分が人によって違うんだということも気づきます。他者と話すことにより自分がどこを大事にしているのかも何となくわかってきたりもします。

リフレクションとか省察とかいっても通じないので、振り返りといっていますが、振り返りの大切さを経験から学ぶこととつなげて語ります。そして、できれば今日感じたことを家族や友達にも語ってみて欲しいと伝えています。

人は研修ではそだたない、仕事の中でしか育たない、仕事の中で育つには経験から学ぶ力が大切だ、といったようなことも一緒に語っています。そのためにも、経験を自分なりに振り返ることの大切さを伝えています。

実は教室モードの世界でも、振り返りはいろいろなところにビルトインされています。社会科見学(今でもあるのかな)に行ったら「レポート」を書かせられます。課題図書を読んだら「感想文」を書かせられます。試合が終わったら「反省会」はつきものです。これらはいずれも仕組みとしてビルトインされた振り返りの機会です。でも、多くの人はその重要性を教えられていないので、面倒なもの、おざなりでいいもの、余計なものと解釈し、せっかくの経験から学ぶ機会を十分に生かし切れていません。

前日の業務報告をする朝会、毎日書かされる日報もそうです。日報に対する扱いが実に上手な営業マネージャーの部下は概して成長します。せっかくの仕組みも、意味づけしておとされないと効果を発揮しません。こういったケースは、私たちの周囲のいたるところにあるかと思います。もったいないことを1つひとつ丁寧にやめて行くのは大切な努力だと感じました。

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※古典酒場での1人呑みは最高の振り返りの場だといえます。ただ、何を振り返ったのかも往々にして忘れてしまうのが難点です。



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