新卒採用面接をしていて、そして新入社員研修をしていて、あらためて感じることがあります。
それは「愛嬌力」とでもいうもの。 愛嬌のある新人・若手は最強です。ついつい先輩は教えてあげたくなりますし、お客様ですら教えてあげたくなります。教えられ上手になるには、「愛嬌力」は実に大切な要素です。 愛嬌というのは、生物の本能だと思っています。弱い立場の者が、強い立場のものから庇護を求めるために、愛嬌というものがDNAに刷り込まれているのです。そうでなければ、あらゆる生物の子ども、赤ん坊が、あんなにかわいいわけがありません。人間だけでなく、どの生き物をみても赤ちゃんってたいてい可愛いですよね。これは愛嬌の力で、周囲からの庇護を引き出す仕組みがインプットされているからだといっていいのではないでしょうか。 人間の赤ちゃんは特にすごいです。泣くことと笑うこと、わずか2つの行為で大人を操作しています。野生動物に比較して、人間の赤ちゃんは特に弱い存在ですから、最強の愛嬌力をもって生まれてきているわけです。 さて、新人の愛嬌というのは、別にみためとかそういうことだけではありません。まじめにやっていること、素直にやっていること、変に抱えないで表に出せること、笑顔を見せられること、挨拶がきちんとできること、そんなことの積み重ねが愛嬌になります。ちょっと一見は暗い感じのする人が、いい愛嬌を出しているってのもありますよね。愛嬌というのは、表面的なものだけでなく、じわっとくるものでもあるわけです。 さあ、愛嬌力を磨きましょう。 ![]() ※こいつら、間違いなく愛嬌力、あります。野毛のキアッケローネでみつけたプルチネッラ。
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