今年新卒採用担当ができる人が羨ましい…
2015年度入社の新卒採用選考もまだまだ走っていますが、世間では2016年度新卒採用選考が水面下でスタートしつつあります。

今年は大きく全体スケジュールが力によって書き換えられました。
就職協定ならぬ倫理憲章なるもので、広報活動開始日:卒業前年度12月1日、選考活動開始日:卒業年度4月1日、正式内定日:卒業年度10月1日であったものが、広報活動開始日:卒業年度3月1日、選考活動開始日:卒業年度8月1日、正式内定日:卒業年度10月1日になるわけです。

単純に考えると、今回12月や1月にやっていたことを次回は3月や4月にやることになり、今年の4月にやってきたことを来年は8月にやるということになるはずなのですが、どうもそういう感じには流れそうにありません。明らかに採用活動の立ち上がりが遅くなるどころか、早くなる気配も見せています。採用活動といっても、インターンシップという姿が大半ですが…。ただ、8月に選考活動開始というスケジュールで真面目にやるとなると、来年以降は8月に夏のインターンシップなんか受け入れている余裕はなくなるんじゃないのといった素朴な疑問も過熱するインターンシップには感じたりもします。また、採用ベンダーは意識してか無意識にかあおりにあおってます。ある意味、ビジネスチャンスですから。

そう、枠組みが変わる時は何にしてもチャンスなのです。これまで新卒採用担当者は、おしなべてとっても体制的でいい子的な仕事をしてきました。昨年よりも少しスケジュールを早くするとか遅くするとか、ささやかなチューニング的なスケジュール論的な戦術立案でお茶を濁しても仕事をしているような雰囲気になることができました。でも、今回は違います。大きく枠組みが変わる中で、自分たちの意志で、自社の採用をどうするかを決めなければなりませんし、決めるチャンスが来たわけです。去年は何も参考にならないのです。

ですから、これまでのやり方は通用しません。業界横並びを意識しようとしても、ライバル会社の動きはすべてはつかめません。学生マーケットの熟し具合といった要素を見極める必要はあるのですが、まずは自社はどのような戦略をとるかが今年ほど問われる年はありません。逆にいえば、今年の新卒採用担当者というのは、とっても面白い場面に直面しているのです。羨ましいなぁ。

けしてベンダーの言葉に紛らわせられることなく、他社の採用担当者や、大学の先生やキャリアセンター、そして学生の皆さん自身とたくさんの対話をして、その中から自社の戦略を好きに考えていいのです。ただただ半端なインターンシップを増やすのだけでお茶を濁してはいけません。もちろんインターンシップが大切なのは当然ですが、つまらない追随主義は戦略ではありません。倫理憲章はあるものの、活動時期だっていろいろな選択肢はあります。これを機会に、新卒と第二新卒とキャリア採用の位置づけを再整理するのもいいでしょう。

何かちょっとした頑張りをすれば、日本を少し変えられるかもよ、というくらいの志をもって戦略・戦術つくりに取り組めると夢がありますね。繰り返しになりますが、今年新卒採用担当をできる人は本当に幸せで、とっても羨ましく思います。

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※むこうに見える山が、ベスビオらしいってわかります?



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