簡単なご報告~ダイアローグセッション「2016年度新卒採用、大学と企業はどう動くか?」
今回もHRカンファレンスで、新卒採用テーマの企画を担当させていただきました。
『企業と大学で新卒採用を考えるダイアローグセッション「2016年度新卒採用、大学と企業はどう動くか?」』という長いタイトルの企画でした。登壇者の皆様、参加者の皆様、関係者の皆様、素敵な時間を本当にありがとうございました。

いつもながら私の企画は、超コンテンツリッチとなり、時間の不足感が漂います。ただ、時間が足りないというくらいで終わるのがよく、それ自体もあとはそれぞれが何をやるかというメッセージでもあるのです(後付けのいいわけ?)。

今回は前回から引き続いて、新卒採用(就職)を取り巻く多様な関係者が集まり、ともにダイアローグすること自体に意味があるという位置づけでの開催でしたが、必要最低限の情報提供と、問題提起はしたいと想い、冒頭にショートプレゼンを多彩な皆様にお願いしました。お1人1時間は話せるネタばかりの中で、あえて8分で語っていただきます。プレゼンは5名、こんな順番で語っていただけました。タイトルのみ引用しますが、皆様、タイトルにはとどまらない、深いお話をいただけました。あらためて、印象に残ったことなどは、整理していたきたいと思います。

野々垣尚志氏(株式会社ドワンゴ 人事部部長) 「新卒採用でドワンゴがやったこと」
淡野健氏(学習院大学 キャリアセンター担当事務長)「どうなる?2016年度採用」
木下梨紗氏(日本GE株式会社 人事部 リーダー)「Financial Management Program」
根本進氏(早稲田大学 早稲田ポータルオフィス マネージャー)「横断的な仕組みによるキャリア支援」
小島貴子氏(東洋大学 理工学部生体医工学科 准教授)「自分で決められない学生」

そして、さらに贅沢なのは、進行役も2人たてて、私以外に横浜国立大学の服部先生にお願いをしました。服部先生は「採用学」の立場から、採用を科学する取り組みを進めておられます。

写真だけみると、双方向性が感じられませんが、ショートプレゼンのあとは、会場でのダイアローグの時間です。大きくテーマを2つに分けて、希望するテーマに集まっていただき、合計7つのグループで話を深めていただきました。できれば、途中でグループ替えをしたかったのですが、話合いの状況をみて差し控えました。

この手のコンセプトの会には、かなりテーマ意識の高い方が集まります。すでに様々な実践をさせている方もいますし、想いはあるけれどもなかなか実践に踏み込めていないという人もいます。そんな中に、新たに採用担当者になった方なども交じります。公開イベントでは、この多様性が魅力です。ただし、やってみないと話合いがどういった風に流れるかがわからないのが、怖いところです。また、本来ですと、企業側と大学側が半々くらいで話をするといいのですが、どうしても企業側の人数が多く、バランスが崩れるのもつらいところです。

2016年度新卒採用は、政府の肝い入りで大幅にスケジュールが変更されることが最大の話題になっています。スケジュールが変わるということは、前年踏襲では仕事ができないということです。これは担当者にとって、最大のチャンスです。新卒採用担当者には、本当に面白い年がやってきます。ベンダーやマスコミの論調に踊らされずに、自らがやりたい、やるべきと思うことは何かを問い詰めることから始めるのがいいでしょう。時間はあります。

今回、それぞれが難しいことを考えずに、できることからどんどんやればいいという当たり前のことを改めて感じました。そして、それを多くの方に促すことができればと思います。新卒採用とは、教室と社会の接続の問題です。この接続がうまくいくためには、境界線の壁を低くするのが一番です。そのためにも、学内セミナーというかたちではなく、授業そのものの中に企業がさらにどんどん入り込んでいくのが一番ではないかと思います。

こういった会でつらいのが、自分の意見・気持ちを語る時間がないことです。何せ、進行とプロデュースが担当ですので。もちろん会の全体が私の意見で気持ちなのですが、たまには話したいと思い、経営学習研究所(Mall)で企画中の新卒採用テーマの次回の企画では、15分くらい自分の時間をとることにしました。

どんどん学生とは年齢が離れて行きます。立場的にも新卒採用の現場にあまりに入り込むと、担当者から煙たがられる立場になってきました。でも、このテーマ、単に1つ1つの企業の人材調達のテーマではなく、企業人としての次世代へのメッセージを贈る仕事でもあるので、やはり気になり続けます。おそらくこの1年は、またいろいろな取り組みが進みます。本当に心ある多くの方が、このテーマに取り組んでいます。

まずは、総花的なご報告でした。

HRカンファレンス
※服部先生が冒頭に熱を込めて語っているところです。写真をまったくとらなかったので、主催者のFBから拝借しています。


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