本日は経営学習研究所sMALLラボの「内定時期というトランジションを考える~教室から社会へ、内定時期というトランジションをどうデザインするか、皆で考えよう」を開催しました。
まずは、約50名の参加者の皆様、協賛いただき「東京ユキビタス協創広場CANVAS」という素晴らしい場をご提供いただいた上に休日にご対応いただいた内田洋行の皆様、今回の準主役ともいえる呑み物を一手に引き受けていただいたホッピービバレッジの皆様、忙しい中ご準備をいただきご無理をいって超短い時間でのプレゼンを仕上げてくださった登壇者の皆様、しっかりとした対応を終始してくれた学生スタッフの皆さん、私の緩み過ぎる進行をフォローいただいた経営学習研究所理事・研究員の皆様、本当にありがとうございます。 あらためてこのようなイベントはライブだなぁと感じます。 内容のご紹介と振り返りは別の日にしっかりとやりますので、今日は主宰者としての実感めいたものを書き残しておきます。 今日の会では、MALL初参加の方が過半を占めました。比較的真面目なテーマに関わらず、着くなりアルコールを呑めという怪しい会に困惑された方も少なくなかったかと思います。確かに呑み放題4時間というワークショップはあまり他にはないでしょう。さらにはやや未消化な時間で終わるショートプレゼンの連続、配布資料はほとんどないというある種の不親切さ。私が企画するとこういったタイプになりがちなのですが、慣れないとちょっとたち振る舞いに悩むところもあるかもしれません。 私自身は今回は企画・進行面での反省点がいくつもあります。参加者と登壇者とスタッフの皆さんがそれをカバーしてくださった感じです。でも、終了後もラストオーダーの時間を過ぎるまで、多くの参加者が残ってくださったので、主催者の立場としてはとてもありがたく感じました。 私の場合、何かイベントを企画する場合、実はかなり早くから着手をします。結構、小心者なのです。これは社内の研修や会議の準備や講演の準備でも同様です。早めにざくっと流れとトーンを決めて、しばらくそれを寝かします。企画を寝かすと企画は熟成されます。麺生地やお肉と一緒です。企画の熟成というのは自然にされるものではありません。寝かしている期間、24時間その企画は自分の中にあります。ですから、何をするときもその企画とふれあいます。そうすることによって、いろいろなアイデアが加わったり、ディティールのデザインができます。これが企画の熟成効果です。だから、私の企画は常にコンテンツ・リッチ、時間不足、駆け足になりがちなんだと思っています。 熟成はさせるのですが、最後の最後は出たとこ勝負にします。ご覧になっていると最初から出たとこ勝負のように見えるかもしれませんが、結構、細かいところまで事前に考えています。でも、いざ当日になりその場にたったら、細かいところはその場の流れに委ねます。また、まわりの人の意見を聞いて大胆に変更もします。用意していたものをあえて使わないこともあります。ここのところのライブ感が醍醐味なのですが、最初から出たとこ勝負では絶対にうまくはいきません。 経営学習研究所のメンバーは、皆、ある意味、すごくプロフェッショナルです。このメンバーと一緒に仕事をしていると、気持ち的とても楽です。自分が気を配れていないところを自然と誰かがカパーしてくださりますし、流れを少し補正したいときに急に指名させていただくと、期待以上のご反応をしていただけます。まさにライブセッションでの掛け合いのような心地よさを体験できます。その意味では登壇者やスタッフも同じ気心感でやっていただける方にお願いすることは大切です。そんなこと全体がイベントを創る愉しみ、ということなんだなぁと思います。 経営学習研究所のメンバーの間には、指揮命令関係も上下関係もありません。ここが企業内で仕事をするときとの根本的な違いです。これは厳しくも心地よいものです。私は今は仕事上では人事の全体責任者の立場ですので、今日のような立ち位置で仕事をさせてもらうわけにはなかなかいきません。その意味では自分を磨く場になりますし、感性を鈍らせない場でもあります。 うだうだと書きましたが、今回、いいたいことは1つ。自分が強く関心をもっているテーマで、皆と一緒に場をつくるのは目茶目茶愉しいし、自分の力になるよということです。 今回、募集を始めた「アトリエMALL」というプロジェクトは、そんな気持ちを持てる人をどんどん増やしたいという思いがベースにある企画です。本日の会場からも何人も参加を検討したいという声をいただきました。是非、ご一緒しましょう。最初の12人になっていただけると嬉しいです。。 最後に繰り返しですが、ちゃんとしたレビューは後日書きます。疲れたのでさくっと書こうと思ったら、結構な長文になりました。 本日は、ホッピーを呑み過ぎた与太話だとお受け取りください。 ![]() ※雰囲気はこんな感じ。まず長岡先生がMallについて語ります。
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