事実と解釈の区分、スーパーバイザー養成講座
事実と解釈の区分のお話です。

メンバーからの報告を聞く際に難しいのは、報告の中に事実と(事実からメンバーがとらえた)解釈が入り混じっていることです。解釈というのは、事実をもとにある論拠のフィルターを通って生まれます。もしその論拠が謝っていれば、その解釈は聞くものを混乱させ誤解させる要素になります。しかし、良質の解釈はものごとの対処を考える際に役にたちます。ただ、事実を並べているだけでは、話はなかなか進みません。ですが、解釈については十分に注意しないと、ミスリードを呼び起こします。

さらに難しいのは、メンバーが現場のリーダーから聞いてきた話の報告を受ける場合などです。メンバーが聞いてきた現場のリーダーが語った内容にも、まっさらな事実と(現場のリーダーがとらえた)解釈が混じっているのです。それを聞いてきたメンバーがきちんとそこを区別して把握してくれることはあまりないので、報告を受ける側は何層かに渡って事実の見極めをしなければなりません。

報告を受ける際に、事実と解釈を分けて報告してもらうようにすると、メンバーの側でもこれは徐々に習慣づいていきます。最初にきちんと事実を伝えてもらうわけです。でも、結構、メンバーが事実と思っている中にも、まだまだ解釈が混じっていたりします。まあ、それはご愛嬌として、事実のあとに解釈を伝えてもらいます。きちんとした論拠をもって自分なりの解釈をすること、その論拠を言葉にして伝えることができること、これは大切なことです。そうすれば、思いつきの意見、苦し紛れの意見というのはだんだんなくなっていくはずです。

キャリアカウンセリング協会のスーパーバイザー養成講座の第一期を受講し、その後の試験にも何とか合格して、第一期のスーパーバイザーの資格をいただきました。それから年月がたち、今年、更新の時期を迎えました。実技と筆記の双方の試験があったのですが、実技のあとの口頭試問が冷や汗ものでしたが、結果は何とかまた合格をいただきました。ここのところキャリアカウンセリング関係の活動はさぼりにさぼっています。スーパーバイザーの勉強をしていて、ただ1つ、日常からのアドバンテージがあるとすれば、今日のテーマとして書いた事実と解釈の区分を日常的に意識していることでしょうか。

橋本先生が提示された【スーパービジョンで取り扱う課題】の6つは次のとおりです。

【スーパービジョンでとりあつかう課題】
A:バイジーがいう課題http://admin.blog.fc2.com/control.php?mode=editor&process=load&eno=1970#
B:バイザーがとらえたバイジーの課題
C:バイザーがとらえた「クライアントがとらえているであろうクライアントの課題」
D:バイザーがとらえたクライアントの問題
E:(カウンセラーがとらえた)クライアントがとらえたクライアントの問題
F:カウンセラーがとらえたクライアントの問題

何となく無間地獄に陥りそうな感じですが、報告を受け、その報告をベースに対策案を練るというトレーニングを日常的に大量にやっていることによって、このあたりについては意識が向きやすいことは間違いありません。

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