ようやくやるべき仕事が終わったので、ブログでも書きたいと思って、あらためてパソコンに向かっています。
書きたいネタがたくさんあるんですが、タイムリーに書かないと、機を失って、結局かかずに終わってしまいます。無理やり、毎日書いていた頃の自分がとても偉く感じられます。 今、人事にインターンシップ生が2名、来ています。慶應義塾大学商学部の2年生が対象の「社会との対話」という授業の一環なのですが、なかなかよくできた授業です。企業インターンシップは2週間だけなのですが、実に目的意識の高い学生が毎年、来ます。毎年、楽しみにしています。 2年生のインターンシップは、3年生と比較して純粋でやっていてこちらも楽しいです。初日に目的、目標というものを整理してもらうのですが、言葉こそ違えどもほとんどの人が「働くとは何かを知る」といったようなことを目的に掲げています。自分が実際に働くことによって、また実際に働いている多様な人の考えを聞くことによって、この目的の理解に近づきます。 効率よく情報を集めるために、アンケートという手法を今年の学生は使っています。それもかなり早い時期に依頼がきました。人事の全メンバー宛に、働くことに関するアンケートが7問ありました。いずれもストレートど真ん中の質問ばかりで、若いっていいなっていう感じです。 その中の1つに、「会社が求めている人材とはどのようなものだとお考えですか?」というのがありました。 さて、みんなどう回答するんだろう。これ、いろいろな観点から回答ができますので、それによって回答は変わってきます。いくつか書きましたが、一番インターン生に伝えたいなと思ったのは、やっぱり「学ぶ力、学び続ける力を持った人材」という感じのことです。ちょっと前のブログ「学んだことはすべて残っている」ととてもつながります。 学ぶ力はどうやって養えるのか、1つは学ぶ経験をたくさん持つ、いろいろな学び方の経験をたくさん持つということがあるかと思います。これは別に勉強に限定しての話ではありません。 そして、学ぶためには、教えてもらえる必要があります。学び上手は、教えられ上手です。教えられ上手になるというのも、学び続ける力を持つ人材になるためにはとても大切なことです。以前、このブログでビジネス愛嬌力の話を少し書きました。 「また、失敗したのか、まったくお前は、こういうときにはこうやるんだよ」といった感じで、ついつい教えてあげちゃいたくなる人材っています。頑張っているのをみて、頼まれてもいないのに、参考になる書籍やデータを教えてあげたくなる人材もいます。こういった人達は、教えてもらう能力が高い(?)のだと思います。そこでは、ひたむきさや、真剣さ、まじめさ、オープンマインドなどの要素があるのだと思いますが、教えてもらいやすい人材の調査なんか、どこかにありませんでしょうか。きっと成長している人が多いはずです。 とにかく、インターン生には、学ぶ力、学び続ける力を得たら勝ちだよ、ということを伝えたいと思いました。というか、すべての大学生に。 ![]() ※職人の世界もそうですよねぇ。
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