二分論的職業選択意識を超えて ~関西インターンシップから
関西でも大学実施のインターンシップを受け入れています。

今年は京都産業大学と同志社女子大学から1人ずつが来てくれ、同じ期間で受け入れました。本日が最終日で、夕方に成果発表会がありました。当社のインターンシップは、リアルな仕事に触れることが目的であり、学生だけで何か企画をつくるといった時間はなく、すべて社員と一緒に何らかの仕事をするような仕掛けになっています。成果発表会は、事前に立てたインターンシップ期間中の目標に対して成果はどうであったかとともに、何を感じ、何を成長したと思うか、これからどのように学生生活を送っていきたいかといったことを、自由な形式で発表してもらう場です。これをテレビ中継をで結んで、東京の人事も聞くことができます。

2人とも、実に沁み入る発表をしました。多くの社会人が肝に銘じた方がいいようなことがきちんと整理されて語られています。今日はその中から、1つだけ。仕事観に関する話を紹介します。

来たのは3年生です。当然、就職活動が意識の中にはあるわけです。

インターンシップに来る前は、職業選択の極端な二分法的に考えていたといいます。つまり、
  好き/嫌い
  向いている / 向いていない 
  楽しい/つまらない
といった基準に基づいて、自己分析と企業研究の中で志望企業を決めていくという発想です。これは、今の多くの大学のキャリア教育の成果としてはしごく妥当な行きつき先だともいえます。
でも、多くの働く先輩たちと話していると、そんなことではないということに気づいたというのです。

本人のシートの言葉をそのまま使うと
  大切なのはどのように働くのか?
  仕事を楽しむための工夫は自分次第
ということに気づいたといいます。就職活動がゴールであるかのごとき就職活動ではなく、その先を意識しながら経過点としての就職活動にしたい、なりたい自分になれる場所はたくさんあり、大切なのはどの場所に入るかよりも、その場所でどう働くかだと感じたといいます。多くの先輩たちや、お客様に話をきいたようですが、今の会社に入ったり、起業したりしたことがゴールだった人は1人もいないという、当たり前のことに気づいたということです。

これは実に貴重な気づきであり、たぶん就職活動観が変わります。自己分析の結果、何に向いているかなどというやってみなければわからないことに翻弄されるのに待ったをかけ、選択の幅が一気に広がります。そして、まだ言葉になってはいませんが、自分なりの選択軸が少しできているはずですし、それを会社説明会や面接の中で感じ取れるはずです。

私たちも実に多くのことを学ばせていただけるインターンシップ。このやり方では、ごくごく少数しか受け入れられないので、大学の正課のものしか受けないことにしていますが、受け入れ側にも毎回毎回大きな学びがあります。

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※社会と大学のかけ橋?
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