「仕組み・システム」から入るグローバル化……
先日の先日のCHO研究会での花田先生のお話から1つ。

またまたグローバル化がばたついていますが、20年前からいわれているのにやっていないツケが回ってきているだけ。なぜやれなかったかは、日本企業の体質の問題であり、日本の企業運営の仕組みの問題にある。それを変えないと、何度グローバル化に取り組んでも、また同じことになる……。

グローバル化を進めるにあたって、3つのいじらなければならないものがあるといいます。

  ①仕組み、システム
  ②プロセス
  ③文化、風土

日本企業はいずれも①から入りたがります。確かにそういう感じはします。コンピタンシーの整備、グローバルな評価基準、グローバルなグレーディング、これらはいずれも①の仕組み、システムです。であるから、失敗する。GEにしても、エマソンにしても、成功しているグローバル企業は、徹底的にプロセスにおけるグローバル標準をつくった、日本企業もここから入ると今までと違ってくる、そんなお話でした。

今一つ、このあたりの実感がわかないのですが、何でも「仕組み・システム」から入りたがるという指摘は、何もグローバル化への対応に限らないことでしょう。たぶん、人事部が人事部だけで検討できるのが、この「仕組み・システム」です。人事部が検討して、経営幹部に提案して認められればできてしまうのが、「仕組み・システム」ですが、②と③はそうはいきませんね。もっともっと汗をかかないと、もっともっと現場との対話をしないとできません。

例えば、「人事企画」といういやらしい言葉があります。できる限り使いたくない言葉です。この言葉は何となく「仕組み・システム」を創るのが仕事だという匂いがあります。

人事以外でも、何となく「仕組み・システム」から入りたがる人はたくさんいますね。公的事業・公共投資などもどうもその範疇に入っているように感じます。まあ、目に見えるものを取り扱うのはある程度の計算がつきますし、そもそも簡単です。また、人の感情に関わらない仕事は気楽ですから、とっても気持ちはわかります。意識はしていても、自分もしばしば陥ることがあります。

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※一番、直近の海外出張が、去年の上海……、って程度です。
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