カウンセリングと相談の違い ~カウンセリング心理学講座から①
キャリアカウンセリング協会主催の渡辺三枝子先生「カウンセリング心理学」講座7回シリーズに毎週木曜日、通い始めました。このブログにて、毎回できる限りの復習をしていきたいと思います。

渡辺三枝子先生には、4年前に受講したキャリアカウンセリング協会のスーパーバイザー養成講座で数コマ、ご指導をいただいたことがあります。先日、このスーパーバイザーの更新試験があったのですが、実技試験と口頭試問で大苦戦。さぼっていたことが完全に露呈します。ぎりぎりだと思いますが、更新試験自体はなんとか合格となりましたが、かなりの「できなさ感」に打ちのめされました。

そんなタイミングで協会からこの講座の案内があったので、一も二もなく手を挙げたという次第です。で、やっぱりなかなか厳しいものがあるなあというのが初回の実感です。どうしても、すべてにおいて、ふわぁとしているんですね。これが修正できない…。

初回で情けなかったのは、自分がカウンセリングという言葉の定義をきちんと自分のものにできていないこと。ほんとにこれもふわぁとした把握で、クラスメンバーの皆さんにシンプルに的確に語ることができないのです。冗長な説明になる。人は説明が冗長になるときは、基本的に自信がないときです。自信があればあるほど、クリアで明確で端的な説明ができるはずです。これ、メンバーからの報告とか聞いていると、すごく実感ができますし、自分が報告するときもやっぱり同じです。

さて、第1回のクラスの内容はこまごまと書きませんが、カウンセリングの定義の話から派生して出てきた「相談とカウンセリングの違い」について今日は少し整理をしてみます。この2つ明らかに違うとは思いますが、皆さんはクリアに端的に短くこれを語れるでしょうか。

相談とカウンセリングは、日本では昔は同じように使われていた時期もあるそうです。「相談心理学」という書籍もあったとのことです。相談というのがカウンセリングの訳語だった時代もあったということでしょうか。

親子の相談、友達の相談…。プロセスや結果については相談とカウンセリングが同じこともあるかもしれないですが、友達同士で話したのは果たしてカウンセリングになるのでしょうか。なんか違いますよね。その「なんか」をきちんと言語化しないといけません。

「相談」とはもともと良好な関係がある中で行われるものです。嫌いな友達には普通は相談はしませんよね。信頼できる人、わかってくれる人、安心できる人に相談をするわけです。ですから、相談というのは、相談よりも先に人間関係があります。この人は自分の味方、この人にならわかってもらえる、そういう人に自分のことを相談するわけです。土台としての人間関係がもともとあるわけです。そして、相談がうまく解決しても、しなくてもその人間関係はさらに続いていきます。

それに対して、「カウンセリング」は、問題を解決するために始まる人間関係です。基本的にはカウンセリングを始める時点では人間関係はまだありません。ある問題が起きたときに、「カウンセラー」という専門家に出会い、問題解決から始まる人間関係がカウンセリングの関係です。そして、問題が解決したとき、もしくは解決できなかったときにその関係は終了します。だから、冒頭の部分でしっかりと人間関係をつくること(関係構築)が大切だといわれるわけです。しかし、いうまでもありませんが、いかに良好な人間関係をつくれても、問題解決ができない意味がありません。目的は関係構築ではなく、問題解決にあるわけですから。

「カウンセリング」には必ず目標があります。関係構築が目標であるわけがありません。1人ひとりが自律的な個人になれることを援助していくのが究極の目的です。自分で問題を解決できるようになる、カウンセリングの前よりも自律的に歩いて行けるようになるというための援助のプロセスです。

ちょろっと書いただけで、ずいぶんと長くなりました。続きはまたいずれか。

あらためて「カウンセリング」とは何か、自分の解釈と言葉で説明をしてみましょう。

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