愛もマーケティングも忘れた採用活動にしちゃダメです
今日は慶應義塾大学2年生の講座「社会との対話」のインターンシップ最終報告会があり、日吉までてくてくと行ってきました。目茶寒かったです。
ここのところ大学生と接することが結構あり、先週は2日続けて学生と呑む機会もありました。
いずれも、大学3年生が中心で、いわゆる就活生です。

今年はなかなか就職活動に対して学生の盛り上がりが遅いといろいろなところで聴きますが、何となく確かにそうだなぁと感じました。ただ、よくよく考えると、「学生の盛り上がりが遅い」との心配も勝手な心配です。

大人の論理で勝手に青田刈りを進めて来て、それが行き過ぎたから、今まで12月だったのを3月に遅らせるよと勝手に決められたわけです。3月に遅らせるよといわれたのですから、それを真に受けて、この11月や12月には特に具体的な行動をしていないことのどこが批判されたり、心配されたりする必要があるのだろう、そんなことをついつい考えました。

3月スタートで短期でいろいろと見極めないといけないから、早くからの準備が大切だ、というような文脈での心配はよくわかるのですが、それじゃあなんで後ろ倒しなんかするんだよ、今のままでよかったんじゃないか、などと考えたりもします。

確かに、企業も学生も前年のスケジュールとの単純比較ができないので、とても動きにくい年になっています。それに加えて、学生側ではリーマンショック後の厳しさも去って、やや安穏的なムードはなきにしもあらずです。

秋や冬につまらないインターンシップが続いているのも、今年の特徴です。中にはインターンシップを5社も10社も行ったというツワモノもいます。その反面、インターンシップに10社エントリーしたけど、1社も行けなかったという学生の話も聴きます。確かに名のある企業ばかりにエントリーしていては、そのようなことが起こっても不思議はありません。
インターンシップの枠は、本番の採用セミナーの枠に比べると比較にならないほど狭き門ですし、そういった企業はそれなりに学校名を意識してインターンシップの合否を決めているでしょうから、需給のバランスが壊れている以上、行けない人は行けないわけです。
でも、インターンシップを実施している企業は大手以外でも、ベンチャーを中心に多数あるわけですから、ものの見方を変えるとチャンスはあるのかもしれません。ただ、いずれにしても、インターンシップでますます就職格差がつくというか、インターンシップにたくさん行ける人は、ますます就職活動意欲が高まり、インターンシップに落ち続ける人は、せっかく芽を出した就職活動意欲がしぼんでしまう、そんなことが起こっていなければいいなぁと思うのですが…。

さて、ダイヤモンド・オンラインに、「採用は愛とマーケティング」という連載を書かせていただいており、現在、第3回がリリースされています。『学生と人事の大きなズレを埋める「人そのもの」を知るための面接手法』というすごいタイトルがついているのですが、内容的にはどちらかというと学生の皆さんに対して書いたような内容になっています。

スケジュールの変更に翻弄され、愛もマーケティングも忘れて採用活動に取り組む採用担当者が増えることだけにはならないように願っています。採用の目的、採用担当者のミッション、採用に携わるものの意地をどうとらえるかの問題です。

採用は愛とマーケティング③





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