数字でみるメンタルヘルス~職場のうつを考える
古新聞を片づけていたら朝日新聞の2月1日版「The GLOVE」で、「メンタルヘルス~職場のうつを考える」という特集がされていて、何かに活用できそうないろいろなデータが掲載されていたので、データだけを整理しておきます。

■1/5 …OECDは2012年に世界の15-64歳のうち、症状の重い心の病を抱えている人が5%、軽い心の不調を抱えている人が15%いると推定した。あわせると5人に1人が心の不調を抱えている。

■1/3 …欧州うつ協会の2012年の欧州7か国の16-64歳の7065人への調査。「うつ病と診断された場合、そのことを勤め先に言うか」という質問に、「言う」が34%、「言わない」が28%、「わからない」が37%だった。

■4% …スイスに本部を置く世界経済フォーラムは、2010年に心の病が全世界で与えた経済損失を2兆4930億ドルと試算した。これは世界の国内総生産の4%、フランスやイギリス一国のGDPに相当する。

■1/20万人 …WHOの2011年の報告によると、世界の人口の半分近くは人口20万人に対して1人以下の精神科医しかいない国に住んでいる。人口10万人あたりの精神科医に数は全世界で1.27人。

■1.63ドル …WHOの2011年の報告によると、メンタルヘルスに対する世界の人口1人あたりの年間支出は1.63ドル。低所得国で0.2ドル、高所得国で44.84ドルと200倍以上の開きがある。

■100万人 …厚生労働緒によると、うつ病の患者数は1993年の13.3万人から増え続け、2011年に70.4万人に達した。躁うつ病を合わせると約100万人になる。

■9.3% …OECDが2010年に欧州の加盟国21か国で調べたところ、症状の軽い心の不調をわずらった人のうち、治療を受けたのは9.3%。症状が重くても治療を受けた人は23.2%にとどまる。

■2.1倍 …OECDが2005年に欧州の加盟国22か国で調べたところ、軽い心の病で治療を受けた人のうち、薬による治療を受けたのは18.3%、心理療法を受けたのは8.6%。症状の重い人は、42.3%が薬による治療、23.4%が心理療法を受けた。薬による治療を受けた人は、心理療法の2倍以上。

■80万人 …WHOによると2012年に自殺した人は全世界で80.4万人。人口10万人当りの自殺死亡率は11.4人。高所得国では自殺で死亡した人の9割に心の病があったという。

■2.6% …厚生労働省の研究によると、2009年に日本で抗うつ剤を処方された人は、健康保険組合に加入している33万人のうち、2.6%にのぼる。2000年のOECD調査では3.7%。抗うつ剤が身近なアメリカでは、2005年に10.1%の人が処方されていたと推計された。

■69% …OECDが2010年に欧州の加盟国21か国で調べたところ、軽い心の不調を抱える人のうち、69%の人が仕事で不本意な業績しか達成できなかったと応えている。症状が重い人では、88%にのぼった。

■436件 …2000年度に36件だった過労自殺の労災認定は、2013年度には436件にまで増加した。

■60.9% …厚生労働省の2012年の調査によると、「現在の仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスとなっていると感じる事柄がある」という労働者の割合は60.9%だった。

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