新卒採用会社説明会で語っていることなど
土曜日ですが、新卒会社説明会で出社していました。

この先、だいたい週末は、新卒会社説明会、新卒最終面接、マネジメント層対象の研修が続き、10月まで3分の2くらいは出社対応になります。平日、ちょっとは休んで、なかなか行けない店に昼呑みに突撃するチャンスではあります。

今日は午前、午後と2回開催とやや余裕のある日程でしたが、会社の説明は若手の担当がもう安心できるようにやってくれるので、私はおせっかいな話をしました。

採用活動に接している方なら、多くの方が感じておらられると思いますが、今年の最大の特徴は「超長期化」です。国家介入の結果、4年生の8月選考開始という線が敷かれたため、8月もしくは9月までメインラインの活動が終わりません。普段でしたら、もう首尾よく大手企業から内定を得た4年生がキャンパスに戻る頃です。ゼミなどの学業活動も正常化が始まります。また、就職活動を終えた4年生は自分の苦労話や成功談を後輩である3年生に語りますから、3年生は健全な危機感と問題意識を持ち、そろりそろりと自分の活動を意識し始めます。そして、大手就職サイトのインターンシップサイトが6月にはオープンします。

今年は様変わりです。夏のインターンシップに加え、2月頃にもインターンシップが各社で開催されていました。その大半は、インターンシップと称するのは言っては申し訳ないですが、詐欺のような内容です。3月からは様々な会社説明会が始まっています。で、大手企業は8月まで正式な採用行為はしないといっています。本当に長い就職活動です。これまで首尾よく内定をとった学生に与えられていた、最後の11カ月の自由が半減してしまいました。結構、この影響って大きくないのかなぁ。

今年のもう1つの特徴が、「超アングラ化」です。もともとよくわからない就職活動が、ますます水面下に潜ってわからなくなっています。大きくわけると8月に選考をやるという会社と、それにはこだわらずに選考をやるという会社があります。後者の会社ではもう多くの内定を出しています。中小企業の多くもこちらに流れ、従来の大手との時期が逆転化しつつあります。この二極分化であれば、わかりやすいのですが、「8月に選考をやるという会社」といっている会社の相当数が、実はそれをまたずにアングラで選考をやっているであろうということです。こうなってくると何がなんだかわかりません。まあ、そういう仁義なき戦いが社会なのだという教えもあるのですが、じゃあ「8月に選考」なんてことを言いださなきゃスマートなんですがね。

こういう状況で何か必要かといえば、もちろんきちんとマーケットは意識しつつも、腹の中できちんと、自社は自社、自分は自分と、企業も就活生も思うしかないないのです。誰かを気にするのではなく、自分としてどうするのかを考えるしかないのです。超長期化を自分が成長できるチャンスだと思って、あれこれ取り組むしかないのです。

で、会社説明会では、就職活動のゴールを内定をとることではなく(もちろん内定をとるのは大事だという前振りはした上でですが)、内定して入社した会社で成長できる新人になるためにどのような就職活動のプロセスをデザインするかにおいてはどうかという話をしています。その上で、どのようなことをしている、考えている、意識している新人が成長しやすい傾向があるのかといった話をしています。

自社は自社、自分は自分で、考えざるを得ない今年の状況は、前年という比較材料がないところによるのも大きいでしょう。でも、これは前向きに考えてみると大きなチャンスです。たぶん、自社は自社、自分は自分と考える採用責任者が増えると、今のちょっとつまらない採用戦線、就職戦線が劇的に変容する可能性があるのではないかと思っています。たぶん、今年は大きな始まりの最初の1年になります。

DSC_3130.jpg
※この方、自分は自分っぽい。
関連記事
スポンサーサイト
【2015/05/16 20:05】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<決をとるということ | ホーム | 外部のセミナーに行く意外なメリット>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://jqut.blog98.fc2.com/tb.php/2076-8c743f1c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |