コミュニケーションの価値
好きなメルマガの1つにコーチ・エイさんの「WEEKLY GLOBAL COACH」がありますが、今週は「コミュニケーションの価値」というテーマでした。備忘録的にポイントを書き残しておきます。

上司が部下の話を聞くようになることの効能についてです。
話をさせることが部下のモチベーションを高め、自発的な行動量を増やす、といいます。

ここで2つの研究事例を紹介していました。

1つ目は、「人は他人の話を聞くより、自分のことを話したがる」という研究結果です。

fMRI(機能的磁気共鳴画像法)を使ったハーバード大学の研究なのだそうですが、人は自分のことを話しているとき、触れ合い、薬物、食事などの刺激で快感を感じるときと同じ脳の部位が活性化していることが分かった、というものです。

そして、もうひとつは、これとは逆の研究事例で、話を聞いてもらえなかったり、無視されたときの人の感情は、仕事で裏切られたり、正当に評価されなかったときのそれと似ており、また、人が孤立を感じる時、脳内では、殴打によって肉体的な痛みを認識する神経領域とほぼ同じ個所に同様の神経衝撃が起こることが判明した、という研究です。

なんか出来過ぎなくらいすごい話ですね。

さらに、このメルマガでは、コミュニケーションについての誤解が整理されています。

・コミュニケーションは空気のようなもの。できて当たり前であり、あえてお金をかけるものではない
・そもそも、自分のコミュニケーションに問題はない、自分はできている、と思っている
・コミュニケーションよりも、「技術」や「知識」の方が大切
・組織では、テクノロジーや整備などのハード面に比べ、コミュニケーションはソフトな問題であり、優先順位が低い
・コミュニケーションは個人の問題であり、組織の問題ではない
・コミュニケーションと生産性に直接の関係はない
・コミュニケーションの重視は組織のスピードを遅くする
・コミュニケーションは、時に組織を混乱させる原因となる
・コミュニケーションはコストであり浪費につながる
・コミュニケーションは測れない、測れないものに投資はできない。
・コミュニケーションにお金をかけるなら、その分を設備に投資した方がよい

どれも、それなりにそうだよなぁともいえることであり、これらの誤解を乗り越えて、コミュニケーションの価値の理解を促進していかなければ、全社的な施策は推進できません。目に見えないものであり、それがもたらす短期的な変化は微細であるもの、しかし長期的にはそれが大きな影響を及ぼすもの、そういったものについての理解を促進することほど難しいことはありません。

あの手、この手、繰り返しが基本です。

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【2015/07/01 23:58】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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