やっぱり就職活動の時期は見直しましょうよ
相変わらず、新卒採用面接などを週末にやっているのですが、この時期の面接は「うーん」と悩むことも少なくないです。

採用シーズンの大ピークが終わり、超大手がクロージングしてきています。去年までだったら、連休前後あたりの状況が、この残暑の時期に来ています。そして、去年までだったら、気持ちを入れ替えて、中小にチャレンジするといった、第二次就職活動へのチャレンジが始まっていたのでしょうが、今年はスケジュール的に少し様相が違います。

まず、中小もすでに採用活動を進めているので、今から切り替えて出直すというのが少し難しくなっています。実態としては、やりようはあるのですが、心理的にも難しくなっているように感じます。

また、3月から就職活動を続けて、心身ともに疲弊している人も少なくありません。会って話をしていて、本来のこの人はもっと違うんじゃないかなと思うこともあります。

先日、会った学生は、現状では内定がなく、この面接で就職活動を終わらせるといっていました。入りたい意欲を伝えるためにそのようなことを言う学生もいますが、どうも本当のようです。最初に志した業界で何度も面接を受けている途中で、どうもこの業界の仕事と自分のやりたいことがマッチングしていないんじゃないかと思ったので、そういう気持ちが面接でも出てしまい、どこからも内定がとれなかった…。次に志した業界で、人事の人と面談をしていたら、君のやりたいこととウチの仕事はちょっとマッチしないんじゃないの、といわれ、確かにそうかもと思い、その業界はあきらめた…。彼の説明には「マッチング」という言葉が何度も出てきました。

確かに採用/就職において、マッチングの概念は重要です。ただ、新卒採用においては、仕事をしたこともない人を採用するのですから、中途採用などで考えるマッチングとは基本的に異なります。やりたいこととのマッチングといわれても、やりたいこと自体がエッジがたっているわけではなく、例えば「人の役に立ちたい」「誰かを笑顔にしたい」レベルのものだったりします。誰かの役に立ってその対価をいただくのが仕事の基本ですから、「そういうことだったら、ほとんどの会社でできるし、やらないとまずいよ」というレベルの「やりたいこと」の呪縛にとらわれて、自らの道をどんどん狭くするということが起こっているように思います。

ある学生は、今、残っている2社が駄目だったら、就職浪人することで親とも話ができていると語っていました。うまくいかないときにいったん撤退して、休息をするのは良いことだと思います。でも、何もこの時期にあきらめなくてもいいんじゃないかなぁと思ってしまいます。まだ、7か月あります。ぎりぎりまで頑張って就職活動を続け、最初には思ってもいなかったような世界に飛び込んで、素敵な社会人生活をしている人を何人も知っています。何か動き続ければ、「ブランドハプン」だって起こります。頭で就職活動をしてしまうと、うまくいかないときにつらいです。仕事は頭だけではできません。もちろん、他人にはわからない辛さや、苦しさがあるのでしょうが…。

とにかく、この時期までに内定がとれなかったから、店じまいして来年また頑張ろうという判断をすることには、あまり賛成はできません。今年が超氷河期で、来年は景気回復の兆しが見えるというのでしたら、ある意味、就職浪人は戦略的かもしれません。でも、採用バブルに近いこの年にあきらめてしまい、来年の景気がどうなるは誰もわかりません。あきらめずに動いていれば、何か起こるかもしれません。そういう人を応援するためにも、わたしのいる会社では、細々ではありますが、秋採用も冬採用もやるつもりです。

いずれにしても、この夏の暑さ、もう諦めちゃおうかなぁと思わせるだけのものがあります。普通なら頑張れる人だって、嫌になります。
やっぱり就職活動の時期は見直しましょうよ。

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※夏の日の思ひ出。




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