「情熱は磁石だ」~キャリアデザイン・ライブの荒井監督の語りから
とってもとってもサボッてましたが、月も変わったことなので、またブログ再開です。

9月25日(金)、日本キャリアデザイン学会第4回キャリアデザイン・ライブが開催されました。今回のスピーカーは、パラノルディックスキー日本監督の荒井秀樹氏。荒井監督の話は何度も過去にうかがっていますが、その都度に心が揺さぶられますし、また新たな発見もあります。網羅的な報告は書けませんが、あらためて荒井監督がこの役割と出会ったあたりを振り返ってみます。

冬季長野オリンピックを前に、地元開催であるにも関わらず、日本のパラノルディックはひとりも選手がいない状況でした。そんな時、青少年のノルディックスキー指導を江東区の職員としての仕事の傍らでやっていた荒井監督に声がかかります。そして、選手が1人もいない、ゼロからのスタートが始まります。

そんな荒井監督の情熱に火がついたのは、スウェーデンで開催された世界大会を訪れた時です。

信じがたいスピードで滑走するパラ選手たち。
その監督は、全盲の元選手。聞きわけた音で的確な指示を選手に出します。
生活面では、全盲の選手が車いすを押し、2人で食堂で昼食をとる光景。

すべての事情が日本とは違いました。長野ではオリンピックとパラリンピックの実行委員会は分かれており、そもそも監督官庁自体が文部科学省と厚生労働省に分かれていました。パラリンピックは、弱者としての障害者の自立支援の枠組みで取り扱われていたわけです。ある意味、福祉の世界です。

でも、スウェーデンで見た世界は違いました。パラは真のアスリートの大会だったのです。

そのとき、荒井監督は、「これは自分にしかできない世界だ」と感じたそうです。

この天からおりきた、論拠のない確信。
大なり小なり、長い間、真剣に仕事をしていると、誰のもとにもこのような感覚は訪れているのではないでしょうか。これは俺がやるしかない、これは俺のための仕事だ、これこそ自分の果たすべき役割だ……。
でも、それに真正面から取り組める人は必ずしも多くないかもしれません。そして、荒井監督は成し遂げました。

荒井監督は、強い伝播力を持つ人です。
私もその影響をいただいて、できるだけいろいろな方に荒井監督の話を聞いていただきたいと思い続けています。今回の企画もその気持ちの延長上で創ったものです。これができるのは自分だけ、との信念を得た荒井監督は、新田選手と出会います。ここにまた、一冊の本になるようなストーリーがあります。そして、日立ソリューションズという会社にも出会います。この出会いもなかなか凄いストーリーであり、これも一冊の本に十分になります。

そんな荒井監督が大切にしている言葉が、学生時代の恩師の言葉「情熱は磁石だ」だと聞きました。これは、「「情熱を持って取り組んで行けば、必ず、そこには人や知恵が集まる、磁石のようなものだ」」ということです。まさにその磁石に引き寄せられるような気持ちで、当日の参加者も前のめりに話を聞き、熱心なディスカッションに入りました。

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※荒井監督公演光景。背景の画面はバンクーバーで金メダルをとったときの新田選手。この写真しかとってないので、あまりいいできではないですが…。








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