「お水でいいです」が酒場文化を壊す!
新大阪駅に、「松葉」と「だるま」が新店を出していますが、相次いで同じような場面に遭遇しました。

4名ほどの集団で来客して、「お飲み物は?」というお店の人の投げかけに対して、全員が「お水でいいです」と悪びれずに答えるのです。子どもじゃないですよ。まあ、新大阪駅だから仕方がないのかなぁとも思えますが、新梅田食道街の松葉総本店では考えられない事態です。

そもそも飲食店の利益は、相当部分をアルコール飲料から得ています。居酒屋、酒場がリーズナブルな金額で美味しいつまみを提供できるのも、飲料から得られる利益あってこそです。もちろん、アルコール類が駄目という人もいますが、せめてウーロン茶を頼むとか、何というか、それが居酒屋、酒場で食をとる礼儀だと思うのです。「お水でいいです」の「で」がそもそも気に入りません。仮に言うにしても、まだ「どうしてもお水を飲ませてください」でしょ。「で」は駄目です。

目黒に素晴らしい料理を出すお店があります。
極めてリーズナブルな価格でコースの和食を提供します。あまりに美味しいので、目茶目茶日本酒が進みます。でも、あまりに美味しいので評判を聞いて、食事だけ目的で訪れる人も出てきて、そういった人がやはり「お水でいいです」攻撃をするのだそうです。あの美味しい料理は実にお酒も進みます。いつも、大将お任せの日本酒をたらふくいただくことになります。日本酒からの利益があって、あのコースの料金は成り立ちます。あまりに「お水でいいです」攻撃が多いので、このお店、お酒を呑まない人からは席料をいただきますという仕組みを入れました。お通しの逆のようなシステムです。お酒を呑まない人からみるとひどい仕打ちにみえますが、店のクオリティを守るためなのです。お酒を呑まない人が、せめてウーロン茶をオーダーしてくれれば、このようなことにはなりません。「お水でいいです」攻撃への防御です。

東十条の趙有名焼トン屋の大将も同様のことをいっていました。
こちらの大将の方は、うちは酒場だから酒を呑まない人は返っていただく、くらいのことをおっしゃります。そんな会話をしているときに、常連さんの下戸の連れが「ウーロンハイの焼酎ぬき」(だったと思う)なんて飲み物をオーダーされていました。なんて粋なんでしょう。

「水でいいです」が横行すると、居酒屋や酒場の利益構造が壊れます。あの価格であのクオリティを維持することが難しくなります。ひいては、日本の居酒屋文化、酒場文化を破壊することにつながりかねません。「水でいいです」は礼儀としてやめましょう。特に「水で」の「で」がとっても傲慢な言葉であることを理解しましょう。子供であっても、最低限ファーストドリンクはオーダーしましょう。もちろん、ファミリー向けに「水でいいです」を歓迎している居酒屋もあります。行くのであれば、そういうお店に行きましょう。けして、コの字カウンターの店で「お水でいいです」はしないようにしましょう。

つい、熱くなって一方的な主張をしてしまいました……。

DSC_0072.jpg
※松葉の写真がすぐに出てこなかったので岸田屋。




関連記事
スポンサーサイト
【2015/10/14 23:04】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<「お水でいいです」は日本の酒場文化を滅ぼすの続きがありました。 | ホーム | 第7回お好み焼き検定、申し込みが始まっています~今年は上級検定もやりますよ>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://jqut.blog98.fc2.com/tb.php/2127-531dd205
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |