外資系アプローチ?
最近の花田先生のお話から。ちょっと理解不足があるかもしれません。

外資系アプローチのアプローチは、できる人にはメリハリをつけて処遇し、できない人は追い出しを図る仕組み。それによって、短期的な成果を叩きだしていくというわけでしょうか。
この仕組みは、勝ち組とトップエリートにはよい仕組みであり、その仕組みにおける制御法は、徹底したコンプライアンス、ガバナンス、強いカルチャー&バリューの3点セットがあるとのこと。この3点セットで経営者やトップエリートを縛り、成果を求める。コンプライアンスを非常に重視するのは、そうせざるをえないからだし、バリューを大切にするのは、勝ち組の独善を抑えるためであり、外資系のコンプライアンス、ガバナンス、バリューは、一部を除いては、やってはいけないこと、逸脱の程度をみるための基準として機能させている、というお話です。外資系経験ないので、リアルにはわかりませんが、何となく言わんとしていることは通じます。

これに対して、日本企業におけるバリューは、バリューにどれだけコミットして貢献して、忠誠心を発揮して一生懸命に取り組んでくれたかをみるアプローチだとすると、この違いは大きいです。

普通の日本企業に、外資系企業経験の役員などが入ってくると、この仕組みを徹底的に入れます。そして、短期的に成果を出して、次へのキャリアの踏み石として去るという例は、少なくないようにも思います。ただ、これは良いとか悪いとかではなく、仕事の仕方の違いなので、どちらをよしとするかの問題です。

ただ、気をつけないといけないのは、日本企業の強みは何であったかということでしょう。例えば、「できる人にはメリハリをつけて処遇し、できない人は追い出しを図る仕組み」はあえて入れてこなかったわけです。評価は比較的長い期間の積み上げで判断し、昇進もじっくりとしてきたわけです。これの弱点も多々あり、今、日本全体で修正に取り組んでいるわけですが、和製種に外来種の接ぎ木を単純にすればよいというわけではありません。そのやり方での失敗は私たちもいろいろと経験もしてきているわけです。弱みをカバーするのは大切ですが、強みを捨てずに強みを活かすこともまた大切です。横並びで真似をして生きるよりも、オリジナリティがある方が強い時代です。これはマーケティングや商品開発の世界の話だけではないはずです。

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