味付けの「さしすせそ」というのがありますが、これはコミュニケーションの「はひふへほ」です。
名付けて「ハ行感嘆法」、ただなぜか「ひ」はありません。 コミュニケーションにおいて、相手のいうことを言下に否定していては良好なコミュニケーションはできません。信頼関係を構築するためには、まずは共感が重要です。なんてことをキャリアカウンセリングの講座の一番最初に誰もが学びます。深い共感とまではいきませんが、相手の言葉にプラスの反応をするフレーズがこの「ハ行感嘆法」の4つのフレーズです。 は=はぁ、そうなんですね。 ふ=ふーん、そうでしたか。 へ=へぇ、なるほどですね。 ほ=ほぉ、そんなことがあったんですね。 ただこれだけです。 ここでは意見、評価は表明せずに、いろいろと言葉をかえつつ「うなづく」という行為を丁寧に繰り広げています。話し手からみると、相手が自分の話に興味をもって親身に聴いてくれていると感じさせます。関心、共感の雰囲気が感じられると、人は相手を信頼して話を続けるようになるものです。同じ言葉で反応し続けたり、うなづくだけで言葉がなかったり、オウム返しばかりとかではなく、言葉を変えつつ相槌を打っているわけです。 ![]() ※夕闇せまる太陽の塔。
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