「知識」と「スキル」の違いについて、あんまり意識したことないですが、よくよく考えると次のようになるそうです。
知識…聞かれたらちゃんと応えられること。 スキル…やろうとすればできること なるほど、微妙に違いますね。知識は座学でも教えることが可能ですが、スキルはそうはいきません。知識はペーパーテストで問えますが、スキルは実技テストが必要ですね。ただ、効率的にスキルを学ぶ場合、まずはそのスキルに関する知識を得ることも必要なようです。運転免許の教習所でまずは学科を学ぶ必要があるのもそんな感じですね。 知識にしても、スキルにしても、教える場合にまず必要なのは、現状の把握です。知識でいえば、知っていることと知らないことの区分、スキルでいえば、できることとできないことの区分。その上で、知らないこと、できないことについて、何から順番にどのように教えるかということになります。 これは研修のような場でも同様ですし、日々の部下育成でも同様です。日々の部下育成はいくらでも日常的にチューニングができますが、研修の場合はここが難しいです。研修設計時の仮説としての、知らないこと&できないことが見込み違いだった場合は、勇気をもって研修の途中であっても内容の変更が必要です。困るのは、知らないこと&できないのばらつきが参加者の中で極めて大きい場合ですが、ここでもどこにあわせて、あわせられなかった人はどうフォローするかといったことを研修の前半に意思決定し、必要があれば研修の内容を見直す必要があります。 ![]() ※魅惑の街並み。
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