怒りの仕組み~アンガーマネジメントのお話を聞きました
野口先生のメンタルコンシェルジュのセミナーで「アンガー・マネジメント」の話を初めて聞きました。

これは、別に道徳的、思想的、教条的なものではなく、知識として怒りを理解し、技術としてそれをマネージメントするという考え方です。だったら、誰でも使えそうですね。

よくよく考えると、怒るポイントって人によって全然違うじゃないですか。これはなぜでしょう。

私たちが怒る理由の根底には、私たちの持つ「べき論」(コア・ビリープフ)があるからだというのです。
そして、自らの「べき論」と現実とのギャップが、怒りの発生源なのです。私達ひとりひとりが持っている「べき論」が強ければ強いほど、そして現実とのギャップが大きければ大きいほど、怒りは大きくなります。

この「べき論」というものは人によって違します。世代によっても、地域によっても、属する社会によっても違うでしょう。

そして、良くも悪くもすべての「べき論」は、当人にとっては正論なのです。どっちがより正しいとかいう議論はあまり意味を持たないのです。

いろいろな例をあげてお話をいただきましたが、高校野球の例を引用します。
高校野球の試合で、投手に敬遠の指示を続けて勝利にこだわった監督がいます。「べき論」によっては、けしからんと怒る人もいるでしょう。「べき論」によっては勝負に徹したことを賞賛するかもしれません。こういったことが「べき論」の本質、そして怒りの本質なのです。

と考えると冷静な対処方法がいつくか見つかってきそうです。

まず、自分の「べき論」を周囲に理解してもらっておくことは大切ですね。特に組織ではそうです。組織を率いるリーダーであれば、自分の「べき論」をきちんと日頃から周囲に伝えることが大切です。

「遅刻は絶対に悪だ」、「仕事はスピードが命だ」などというのは、その人が持つ「べき論」です。「遅刻は絶対に悪だ」といっても、会議の定刻に来ればOKという「べき論」の人と、会議は当然5分前集合だろという「べき論」の人がいます。難しいですね。ただ、いずれにしても、自分の「べき論」をチームに伝えておくことによって、チームに行動規範的な背骨ができますし、メンバーも動きやすくなります。

さらには、都合や機嫌や好き嫌いによって好き勝手に自分の「べき論」を変えないことです。ぶれぶれのリーダーについてくるフォロワーはいません。

あとは、自分の「べき論」を大きくしていくことです。他者を受容することと同じかもしれません。「べき論」が極めて狭いリーダーの下で働くのは、ちょっとつらそうです。下手するとパワハラ職場になりかねません。自分の「べき論」を大きくすることは、自分が一まわり成長することともつながりそうです。

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※酒場探訪シリーズ031 ますらお@門前仲町  高くて旨い立呑みは当たり前、ここ安くて旨いし美しい。でもなかなか入れなかったり、時間はかかったり。ほんと素敵なお店です


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