はるかかなたの7月のことですが、野口先生のメンタルヘルス・コンシェルジュのセミナーで聴いた「アンガー・マネジメント」のお話、ちょっと前にも書きましたが、続きです。
今回は、「衝動」をコントロールする方法。 キーワードは、ずばり「6秒」です。 なんと、怒りが持続するのはわずかに6秒だけなのだそうです。怒りを呼び起こすアドレナリンが脳内で分泌される時間が6秒なのだといいます。だから、この6秒さえ上手にやり過ごせば、怒りはマネジメントできます。 いうまでもなくやってはいけないのは、この6秒の間に衝動的に何かをしてしまうことです。典型的なのは売り言葉に買い言葉の喧嘩ですね。 とにかく何でもいいから何としてでも、6秒間をやり過ごし、時がたつのを待つことです。そして、アドレナリンの量が減ってきてから対処するわけです。いうのは簡単ですが、実際に怒ってしまった時にうまくできるものでしょうか。うまくコントロールするには、たぶん平素からのイメージトレーニングが大切でしょう。怒りの感情がわきあがってきたら、頭の中で6つ数えることを習慣化するなんてのはわかりやすいですね。本当に危険そうであれば、いったん部屋を出てしまうのも間違いのない対応策です。ただし、戻ってから上手に取り繕わないとかえってまずいかもしれませんが。 まあ、深呼吸をして6秒をやり過ごすなんてのは普通ですが、効果的な感じがしますね。 とにかく「6秒やりすごす」。これだけ記憶しておきましょう。 ![]()
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