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不安と期待
先がみえないと、不安になることってありますよね。 
でも、同じく先が見えない状態であっても、期待を持って対峙することもできますよね。
不安も、期待も、先がみえないときに抱くものですよね。

この差って何から生まれるのでしょうか。 

例えば、壁にぶつかってしまった新卒新入社員。
この先どうなってしまうのだろうと、不安で気持ちが一杯になり、心が折れそうになる、
日本中の会社で何人かは、今、このときにも陥っている状況ではないかと思います。

でも、不安がというのは、この先に対して何らかの期待がある証なのです。
期待があって、なかなかそれが近づかないから不安も生まれます。 

不安というのは「将来に対して、自分自身の期待や計画、ありたい姿などとの比較」であり、「現状に対して他者との相対的な比較」である不満とは大きな違いがあります。

本当に不安に陥ったとき、不安を消すことはできません。これをいったん脇に置くことが大切です。そうそう簡単に不安を期待に変えることなんかできません。不安を感じながら、不安と向き合い、そして不安をちょっと脇に置く。不安を期待に変えようとするのではなく、視点を不安ではなく視点に向けるようにする……。
例えば、この会社に入って何をやりたかったのか、
自分は将来、どうなりたいのか、そんなことも期待でしょう。

期待は不安を切り崩す原動力になります。
ちょっとした視点の転換でこれを実現させることができるかもしれません。
そんな寄り添い方をできると素敵です。そして、こういった取り組みは、人事担当者にこれからますます求められるようになることは間違いありまれん。

 11月22日の花田先生のメンタルコンシェルジュでのお話を聞き、
運転があるので飲めない先生を前にしてワインを吞んでいたときに考えたことです。


 

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