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経営学習研究所「≪働く個人≫による残業の主張~平成×昭和で語る~」~イベント報告
13日の水曜日は、今年最後の経営学習研究所(Mall)のイベントでした。
Mallのイベントは大きく2つの種類があり、各理事が独自に企画して推進する「ラボ活動」、そして全理事で一致団結して行う「シアター・モール」です。後者は、基本、大規模会場で開催します。今回も80名規模のイベントになりました。そして、必ずアルコールを愉しみにながらリフレクションするのが、「シアターモール」のパターンです。ウエルカムドリンクのあるワークショップはあまりないかもしれません。今回は7割弱が初Mallというお客様、スタート時はこのMall方式に慣れないのか、ちょっとノリに心配なところが。すかさず、進行を微修正するのもMall式です。

今回は新人理事2人の手による企画。なかなか立派でした。我々は気づいたこと、思ったことをピュアにあれこれいうので、なかなか大変だったかと思います。でも、とても良い場になりました。

テーマは「≪働く個人≫による残業の主張~平成×昭和で語る~」。
働き方改革がテーマのセミナーはたくさんありますが、会社の目線ではなく、個人の目線で考えようというものです。そして、昭和の残業経験者3名と今まさに平成の世界で残業と対峙している若手3人がそれぞれ5分間の私の残業ショートプレゼンをします。
私も昭和代表で話をしたのですが、まさに私の当時の残業ストーリーは「ノスタルジック」な世界です。過去の記憶がノスタルジックに彩られているというのは、それを肯定的に受け取っていた自分があるからです。さらには、その時間が今の自分を育ててくれたという強い実感はあります。ただ、もっと短時間で同じことができたのかもしれません。残業したから成長できた実感があるという因果関係があるわけではありません。ただ、そこに強い印象があるだけです。

昭和、平成の6名に共通したのは、やらされ感をもって仕事をしていないこと。残業とは本来は企業が残業命令をして初めて始まるもの。日本の労働法は戦前の工場法を基盤にしていますから、今日は工場ラインをあと2時間運転するから、みんな残業してね、というのが基本です。でも、今のビジネス世界に生きる人の大半が、今日は残業してねと命令されて残業なんてしてませんよね。上司は追認というのが多いんじゃないでしょうか。こういったイベントの難しいところで、登壇者がみんな前向きな人ばかりになってしまいます。ただ、それなりに刺激的でした。

最後に岡部先生がラップアップしてくれていましたが、昭和と平成を以下のように比較していました。
昭和…労働とは忙しさという価値を消費
平成…労働外の時間(余暇)も消費の対象。余暇とは「私は労働に拘束されていないんだ」と全力で周囲にアピールしなければならない時間。
なるほど、確かに。これは世代間の比較ではなく、生きている時代の比較ですね。昭和世代も今は平成という時代のこの脅迫概念と戦っているかもしれません。余暇が労働の対比概念としてとらえられている限りはこのようなことが起こります。だから、ワーク・ライフ・バランスではなく、ワーク・ライフ・インテグレーションが必要なんでしょう。

やっぱり、「悪い残業」と「まんざらではない残業」というのがあるのでしょう。どうしてもこういうイベントでは、前者が俎上に上がりにくいのが、むつかしいところですね。

経営学習研究所 全員写真 
※経営学習研究所、理事・監事・研修員の全体記念写真。最近のイベントではフォトブースを設けています。




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