FC2ブログ
顧客が職場で人を育ててくれているという事実
昨日、学会のリフレクションの話を書きましたので、少しリフレクションを。

私の今回の担当は、部会10の司会者と、総会の議長。サボれないように両日にわたって配置されています。いずれも、かなりカミカミでしたが、それなりにお役を務めました。特に司会をさせていただいた部会の発表者の皆様、ありがとうございました。学会の運営側に回って、部会の進行を初めてやったときは、学会独特の全員がお互いに「先生」付けで呼ぶのにとても違和感がありました。先生ではあきらかにない私も「先生」と呼ばれるのです。なので、当初は私は「先生」付けではなく、「さん」付けで進行をやっていましたが、最近は面倒なので進行などの公式な立場のときは「先生」付けをするようになりました。組織社会化ですね。
もう1つ、変えてはいないポリシーがあります。それは、スーツ姿では絶対に行かないことです。大学の先生方からみると、学会はonの場なのかと思いますが、私にとっては完全なoffの場です。offの場にいくのにスーツを着るのは冠婚葬祭だけで十分です。なので、学会には司会だろうが、発表だろうが、議長だろうがスーツは着ません。ただ、議長のときだけは、失礼になるといけないので、シャツの裾をズボンにちゃんと入れて登壇しました。このきめ細かい配慮(?)、気づいた人、いたでしょうか。

と、こういうくだらないことを書くつもりではなく、最後のシンポジウム「人材育成とキャリア形成~OJTへの多様なアブローチ」から感じたことを書こうと思ってたのですが…。

ということで、少しだけ書きます。
中原先生の語りの中で、今回の本論そのものではないのですが興味深い話がありました。「職場学習論」で取り上げられた「上司」「先輩・上位者」「同期・同僚」「部下・後輩」による、「業務支援」「内省支援」「精神支援」が成り立っている職場は、実は大企業だけであり、日本の大半を占める中小企業ではそもそも十分な登場人物がいないし、実務に翻弄されていてこれらの支援が十分に行き届いていない。それを補完している存在が実は「顧客」であり、中小企業の職場における人材育成は「顧客」によって担われている側面が少なからずあるというのです。

ここから強く感じたことは、2つ。学会などで著名な先生らがせ取り上げる「日本企業」というもののほとんどが伝統的日本企業を指しているというのは、常々感じるところです。個々には歩かれているのかとは思いますが、総体として語るとやはり伝統的大企業が前提にあります。でも、そこにはたぶん新たな発見は多くはありません。ベンチャー、スタートアップ、地場企業、零細個人企業、それらすべてが「日本企業」です。このあたりの違和感がすっきりとする話でした。

もう1つ感じたことは、自分も「顧客」から育てられたなぁということです。私の初任配属は、神奈川県・静岡県担当の業務用小麦粉の営業です。言葉では語りつくせぬほど多様な顧客がいました。顧客からは社内から以上に強烈な「内省支援」を受けます。また、時に「精神支援」をくださる顧客もあります。顧客のタイプはバラエティに富むので、そこにはさまざまな学びがあります。1人の上司から教えられることよりも、幅も深みも出て当然だともいえます。いまだに新卒新入社員の初任配属は原則的に「営業」だという企業は少なくないでしょう。これには育成の観点から合理性があると思います。顧客接点のある仕事は、間違いなく人を育てやすい仕事なんだと思います。

新・酒場探訪シリーズ002 シュガー 

※新・酒場探訪シリーズ002 シュガー@赤坂 弘前出身の佐藤さんがやっているシュガー。久しぶりに行ったら、少しレイアウトが変わり、ますます素敵になってました。ここのつまみが凄い。自分好みのエスニックチックなテイストのものが充実しており、熱燗にびたんびたんと合います。紹興酒も豊富にありますが、そこまでたどりつきません。なぜかお邪魔する日はたいてい雨降りです。


関連記事
スポンサーサイト



【2018/09/24 22:27】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<特別支援学校の先生の実習から | ホーム | 学会に参加してきたけど…、リフレクションの会やります>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://jqut.blog98.fc2.com/tb.php/2353-92ae7d91
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |