野口先生と山中先生の「メンタルコンシェルジュ」のセミナーで千葉大学の一川先生のお話を聞きました。テーマは、『「時間学」から考える「時間をゆっくり進める方法」』。一川先生は時間学会の現会長でもあられます。時間学って、物理学、化学、生物学、医学、心理学、哲学、社会学、文化人類学、歴史学、文学といった様々な学問分野を横断する融合的研究分野なのです。
同じ時間なのにやけに短く感じるとき、長く感じるとき、ありますようね。そのような主観的時間の長さに影響を与える要素というのを伺いました。これを逆にうまく利用すると、主観的時間の長さを調整できる可能性があるわけです。これ、凄いことですよね。 ①身体の代謝 代謝が激しくなると、時間の長さが伸びる。若い方が年寄よりも代謝は激しく、時間の長さが伸びる。昼の方が夜よりも時間の長さは伸びる。発熱している方が、低温の時よりも時間の長さは伸びる。 ②体験されるイベントの数 体験されるイベントが多いほど時間が長く感じられる。逆に少ないと時間は短く感じる。ディティールに注意を向けるほど、時間は長く感じる。 ③時間経過に注意が向けられる回数 時間経過に注意が向けられる回数が多いほど、時間がたつのが遅く感じられる。 ④他の知覚様相の刺激強度との関係 よく説明ができませんが、数が多いほど、面積が大きいほど、明るさが明るいほど、数値が大きいほど、時間は長く感じる。 ⑤感情との関係 特に強い恐怖は時間を長く感じさせる。喜び、驚きも強いと時間が長く感じる。 ⑥繰り返し、慣れ 繰り返される事柄の時間は短く、新規な事柄の時間は長く感じやすい。 わかったようなわからないところもあるような感じがします。ただ、以下の酒吞みあるあるの2つは、少し説明が可能なように思いました。いかがですか。 ①一人酒をしていると、短時間でどんどん梯子酒をする ②呑み会は途中から時間の経過が早くなり、すぐに終電の時間になる ※黒ホッピーの似合う店。 ※つい引き込まれる概観。 ※重ネ 新・酒場探訪シリーズ004 山ちゃん@蘇我 ~どこの街にも素敵なコの字酒場が一軒はあるなぁとあらためて思う店。コの字カウンターと小上がりからなります。内房線から京葉線に乗り換える途中で立ち寄りです。閉店ぎりぎりでメニューのホワイトボードはもう真っ白(すべて売り切れ)。焼鳥も刺身もありますが、ここで必ず注文するのは名物の「重ネ」。これだけはありました。凄いボリウム。モツ煮込みと豆腐煮込みをあわせ生玉ねぎのみじん切りをこれでもかと乗せます。船橋の店でも同じメニューをみますが、この玉ねぎの激しさは違います。千葉はいいところです。
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