担当している特例子会社では、入社日に名刺の授与式をやります。
先週もちょうどそんな機会がありました。 入社辞令とか記念品とかではなく、名刺であることに意味があります。 当社の場合、転職で入ってくること、支援学校などから新卒で入ってくることは 基本的には今はないので、何らかの事情でしばらく働けなかった人ばかりが入社します。 大半は精神障がい者の方です。 大学のときに発病して、就職活動ができずに、ずーっと苦労をして ようやく就労移行を経由して入社した人や、 前職で発症して、何年も働けない期間を経て、就労支援を経て入社した人…。 そんな皆さんを迎え入れています。 名刺は働いている人が持つものです(最近は学生でも持ちますが)。 会社という組織に属した証であり、 組織の中で役割をになっているという証でもあります。 つまり、「居場所」と「持ち場」を得たという証でもあります。 ずーっと大変な思いをして名刺を持てる生活をできなかった人に対して 名刺は最高のプレゼントになると思っています。 そして、働き始めた日の初心を忘れないで欲しいという意味も込めて渡しています。 仕事を始めるといろいろと大変なことも起こります。 また、慣れやマンネリから不平不満も出てきます。 そんなときに働き始めることができた日のことを思い出して欲しいなと思います。 そういうことができれば、長く安定して仕事を続けられるんじゃないかと思います。 ずっと名刺を持てるようになる日がくることを夢に思い頑張ってきたと 涙ぐむ社員もいます。 ********************************** 新酒場探訪シリーズ013 せぽん@門前仲町 越中島から門前仲町に抜ける途中に突然と現れます。角打ちというか、本当に倉庫というか車庫というか、その中にテーブルを置いて座り呑みができます。夕方の明るいうちから吞み始めるとなんともいい雰囲気です。たくさんの一升瓶に囲まれて至福の時です。
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