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盗人に負い銭はない人材育成
先週、築地で昔のメンバーと4名で飲みました。

人事時代のメンバーですが、皆、転職をして当社にはもういません。別の会社でそれぞれ人事の仕事をしています。私が人事でリーダーをやっていた時のメンバーの大半が既に会社を去っています。そして、ほぼ全員がどこかの会社で人事の仕事についています。もともとは人事経験のなかったメンバーが半分以上です。私のいた部署で人事担当として育って、他社で活躍しているわけです。
私のいる会社には、ローテーションというのがあります。また、契約社員などは契約年数の上限が定められています。そこで仕事をやって、人事の仕事の面白さを理解・経験して、それなりにプロ意識と問題意識を持つと、当然ですがさらにその仕事を突き進めてみたくなります。そんな際に違う仕事にローテーションされるようなことがあると、悩むわけです。そして決断するわけです。もちろん、プロ意識と問題意識を持っている人には、それなりの職場がある時代です。

人によっては、そういったことで優秀な人材が去ることを「損失」だと考えますが、私はまったくそうは考えていませんでした。次の未経験者を育てればいいだけのことです。それは楽しい仕事です。そして巣立ってもらってまったくかまわないわけです。他社の人からはよく、人材輩出企業といわれたりしましたが、これは誇りです。

ここ数日、紹介している「COMPANY FORUM」の中で野田稔氏が同じようなことを話されていました。アメリカのヒューレット・パッカードのケースでしたが、同社は非常に多くの人材が辞めている、それにも関わらず膨大なコストをかけて能力開発を進めている、どうせ辞めるとわかっていて教育コストをかけるのは、「盗人に追い銭」ではないか、そんな疑問を同社の幹部は一笑に付したそうです。辞めることを前提に育てるから意味がある、辞めて他社で活躍できている人材をみると、ヒューレット・パッカードには入れば成長ができると思い、良い人材が自然と集まるようになる、また外部に膨大なネットワークができる、そういったことを考えると、コストはなんでもない、という論理です。かつ、組織は新陳代謝していくわけですから、悪い要素はありません。

結構、外部の研修などにいって、昔のメンバーに出くわすこともあります。ご存知の方の会社に昔のメンバーがお世話になることもあります。こういう人間交差点があるから、面白いんです。


※《2008年10月2日》 お得意先と神田で会食。久々に浴びるほど飲みました。

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【2008/10/02 23:39】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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