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働きがい・働きやすさ・仕事のやりがい
会社や仕事を評価する際に「働きがい」・「働きやすさ」・「仕事のやりがい」という言葉を使うことがありますね。何となく、似たような使い方をしてしまうときもありますが、これらをきちんと定義していくと、また違ったことに気付きます。「働きがいのある会社」(斎藤智文著、株式会社労務行政刊)では、わかりやすい整理がされています。多少、私の解釈を加えていますが整理してみます。

「仕事のやりがい」…あくまでも個人の内面的な動機であり、個人的に得ることができる。あくまでも個人と仕事の関係。「使命感」「達成感」「成長感」「充実感」といったものがキーワードとなる。「仕事のやりがい」を感じている人は、「仕事の遂行意欲」という意味でのモチベーションを持ちやすい。

「働きがい」…個人と仕事と所属する組織の関係。ベースには「仕事のやりがい」があり、それに加えて仕事に対しての「誇り」、マネジメントに対しての「信頼」、仲間に対しての「連帯感」といったものがキーワードになる。「働きがい」を感じている人は、「組織への貢献意欲」という意味でのモチベーションを持ちやすい。

「働きやすさ」…あくまでも不満を減少させる衛生要因が満たされている状態。「納得感」「安心感」「帰属感」あたりがキーワード。仕事に集中できる環境作りとしては大変に重要だが、これだけではモチベート要因としては不十分。

どうでしょうか。「働きがい」と「仕事のやりがい」の両方を感じている人が、何かの拍子にマネジメントに対する「信頼」に疑問を感じ、「働きがい」を失う……、こんなケースでは企業は優秀な人材を失います。ワークライフ・インテグレーションを表面的にしか理解せずに、「働きがい」よりも「働きやすさ」ばかりを重視した施策を打っていると、「帰属意識」ならぬ「寄生意識」をもった社員を増やしてしまいます。この3つの単語で、いろいろと企業の人事戦略を論じることができそうです。

この本の内容、小出しにまた紹介します。

働きがいのある会社―日本におけるベスト25働きがいのある会社―日本におけるベスト25
(2008/06)
斎藤 智文Great Place to Work Institute Japan

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※《2008年10月16日》 新製品の試食で夜に恵比寿に。発売日も確定しました。その後、同じの店の恵比寿店と大崎店をはしご。珍しいパターンです。大崎店は外人がいなかった…。

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