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プロフェッショナルの定義
クリスマスイブですが、おかまいなしに通常のペースでいきます。

谷内先生の「日本的雇用システムの特質と変容」から、昨日は成果主義の逆効果性について書かせていただきましたが、本日は「プロフェッショナルの定義」についてです。

もうかなり以前から、これからはプロフェッショナルの世界だ、などといわれながらも、日本企業にプロフェッショナルの概念はなかなか根付いていません。これは、日本企業の経営者がイメージしているプロフェッショナルが、どうしてもスペシャリストに毛が生えたレベルのものどまりであり、またプロフェッショナルの人の持つ指向について、ゼネラリストとして順調に昇進してきた日本企業の経営者にはまったく理解できないからではないかと常日頃、感じています。

谷内先生は、本書の中でプロフェッショナルの要件を以下の5つに整理をされています。

①プロフェッショナルは、特定の専門分野において高度な専門教育を受け、あるいは長年にわたる熟練に基づき、高度な専門知識や技術を有する。

②プロフェッショナルは、特定の専門分野における集団や機関(学会や職業集団等)に属するとともに、そこにおける集団規範やルール(職業倫理)を遵守する。

③プロフェッショナルは、特定の専門分野や専門家集団における自己の評価や評判に大きな関心を持つ。

④プロフェッショナルは、仕事に対する誇りと職業的使命感を持ち、金銭的な報酬よりも仕事の内容や出来栄えに強い関心がある。

⑤プロフェッショナルは、セルフマネジメントの原則に基づき仕事をデザインし、自ら自主的に最適な意思決定をする。

別の観点から整理すると、「自らのキャリアビジョンを持ち、セルフマネジメントの原則に基づき、主体的に仕事をデザインし、意思決定していくことを強く志向している存在」という指向をもっている人です。

私も自分のレベルは棚にあげていいますが、結構、こういったプロフェッショナル的指向をもった方の人間であり、ゼネラリスト的経歴で会社幹部になった方なんかとは、深いところではまったく感覚が合わないなぁ、と思うことがしばしばあります。たぶん、先方もそう感じているのでしょうが。


※《2008年12月24日》 よくよく考えると今日の午前中くらいしか荷物整理をする時間がないことに気付き、急遽、文書整理箱に私物を収納。懐かしい書類やガラクタ類が大量に出てきました。

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