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図書紹介:『科学的手法で絶対に成功する採用面接』 伊藤朋子著(幻冬舎)
ヒューマンアセスメントで有名なMSC(マネジメントサービスセンター)の方の著です。最近よく書いているS-HRM研究会で、ヒューマンアセスメントについてお話をいただいたMSCの方がご紹介されていましたので読んでみました。

ここでいう「科学的手法」というのは、いわゆる「コンピテンシー面接」のことです。「コンピテンシー面接」は一言で説明すれば、「過去の具体的行動を掘り下げて質問することにより、再現性のある行動特性を確認する面接」となります。少々、訓練が必要であり、少々時間はかかるのですが、現状では確かにもっとも科学的な面接手法だといえます。

話は少しそれますが、MSCが得意としている「ヒューマンアセスメント」というものは、被評価者の能力・資質をとらえるために、現実の業務の状況にほぼ近い状況をシュミレーションとして作り出して演習として取り組ませ、これをアセッサーという観察・評価者が評価をする手法ですが、そのベースには「行動は行動を予測する」という大前提があります。つまり、「ヒューマンアセスメント」における演習で表れた行動は、実際の職務行動でも再現性・類似性があると考えられているわけです。

よくよく考えてみると「ヒューマンアセスメント」の会社が「コンピテンシー面接」に参入することは理がかなっています。「コンピテンシー面接」も同様に「行動は行動を予測する」ということを前提にしています。つまり、学生時代の「行動」に着目して聞き取ることにより、入社後の「行動」を予測して、それが当社として求めている行動であるかを評価するわけです。「ヒューマンアセスメント」も「コンピテンシー面接」も、行動という絶対的な事実を通して、能力・行動特性・志向等を判断しようとしているわけです。

「コンピテンシー面接」の説明以外にも本書では、「そのとおり!」といえるような話が多く出てきます。採用担当者になったばかりの人なんかにはちょうど良い本のように思えます。

その1つとして、「志望動機」や「将来の夢」といった質問は、面接導入時のアイスブレーキング目的以外にはまったく意味がない、という指摘があります。まさに、同感です。将来の夢なんかにしても、それに対して具体的にどのような努力・活動を今、しているのか、といったことまでは少なくとも聞かなければ意味がないんでしょうね。


※《2008年12月25日》 今日は人事給与システムのワークスアプリケーションズ社のユーザーコミッティとコンサルの方に送別会をしていただきました。ありがたいですねぇ。仲の良いユーザーも集い、27時くらいまでやってしまいました。場所は目黒の「番長」貸切。素敵でした。ただ、その前に2軒あり、三軒目となっていったので、スタートから酔っ払い。いずれにしても、送別会は照れます。それにしても、こんなに熱いシステム屋さんは他にはいませんね。


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