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シェアードサービスセンターの創設時を思い出して ~SSC談話035~
来週一杯で仕事を変わるため、元旦の晩に引継書を書いていたのですが、煮詰まってきたので(もう少し正確に表現するとすぐに飽きてきたので)、このブログのタイトルまわりなどを少々変更してみました。

タイトルに「ブログJ-center」というのを入れたのですが、この「J-center」というのは今いる会社が持株分社した際に設立した人事シェアードサービスセンター(以降、SSC)の呼称と同じです。時は2001年、ようやくシェアードサービスという言葉が世の中で普通に語られ始めた頃です。持株分社もまだまだ走りでした。

2000年の夏に持株分社後の人事業務の運営方法をどうしようかと真剣に考えていた中で、シェアードサービスという概念に出会い、いくつかの先輩会社の皆さんに話を伺いにいき、やっぱりこれだという気持ちを持ちました。しかし、当時の会社幹部でシェアードサービスという言葉を理解していた人はおらず、それでも何人かの共感者のおかげと、分社間際のドサクサのおかげで強引に設立まではこぎつけられました。単なる機能子会社設立論もあったようですが、持株会社内にプロフィットセンターとしての仕組みを持ったSSCを設立するという目的は何とか2001年7月に実現できました。私の転出後の2006年に子会社として外出しされるまでの5年間の短い歴史でしたが、持株会社内でプロフィットセンターとしての仕組みを持ったユニークなSSCとして、グループ内にそれなりの貢献はできたと思っています。

このSSC運営時に「J-center HP」「J-center News」(メルマガ)といった形でグループ内に人事・マネジメント関連の情報提供をしていたことにあやかって、このブログも「ブログJ-center」に名称変更してみました。この「J」というのは人事の「J」だという隠れ蓑を利用してはいますが、私のイニシャルの「J」からとったものですので、ちょうどいいかなと思います。

さて、思い出話はこれくらいにして、SSC論です。

設立当初のSSCに期待したもの。
それは間接部門にいてはなかなか徹底することが困難であった「3つの意識」が、SSCに変容することにより、容易に実現できることです。その「3つの意識」とは、
    ①顧客意識
    ②品質管理意識
    ③コスト意識
です。詳細にわたる契約書と業務フローを整理し、日々のマネジメントをきっちりとすることで、この3つの意識は浸透します。ただし、そのためには膨大な量の対話(経営とメンバーとグループ各社と)が必要です。何せ間接部門でかつ権力部門であった人事組織でしたから、メンバーにとっては世界が逆転するような話でもあります。
でも、この①②③を実現させることにより、顧客であるグループ企業から「ありがとう」をいってもらえることができます。それがある意味ではSSCにとっての最大の報酬です。特に意識したのが、コスト削減とそれに伴う委託料金の引下げでした。継続的な委託料金の引下げを実現できてこそ、SSCの存在意義があります。アウトソーサーとは異なり、SSCは自らがグループ各社と連携をとりながら業務改善を行うことができる自律的な組織だからです。

今日も昨日に引き続いて夕方から引継書を書いていたせいか、どうも過去のことについて説明口調っぽく書いてしまいました。引継書も未校正のまま打ちっぱなしですが、20ページを超えました(またしてもすっかり飽きて中途半端になっていますが)。いずれにしても、今晩はこのくらいにしておきます。

※「SSC談話」のシリーズは、私が人事SSCを立ち上げ、リーダーとして3年間試行錯誤の経験をしたことをベースに書いています。すでに異動して3年を経ていることと、あくまでも事業範囲が人事・給与・教育・採用のSSCであったことを割り引いてお読みください。不定期に思いつきで書いています。SSCに興味のある方は、左側の「カテゴリー」欄から「シェアード・サービス」を選択し、過去のバックナンバーも是非、ご参照ください。


※《2009年1月2日》 まったく嫌になるくらいはっきりとした晴天が続きます。今日は実家にいってイクスピアリに少し立ち寄ったくらい。夕方からは引継書の執筆です。それにしても最後の最後まで休日つぶしてお仕事でご奉仕です。

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