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加藤ゼミOB会から
先週の土曜日は出身の加藤哲郎ゼミナールのOB会でした。

竹橋の叙水会館にて立食形式での一次会をやり、そのあとも100人近い規模で神保町の居酒屋に場所を移して、終電近くまで盛り上がっていました。私の在学当時はまだまだ先生も若く、けしてメジャーなゼミではありませんでしたが、気付いてみれば30年近い歴史を持つゼミに。ただし、現3年生がついに最後のゼミテンとなりました。

この大学の割りには、比較的バラエティな就職先を持つゼミなのですが、今回のOB会全体のテーマとして現役生が設定したのは「経済危機」。これをお題にして、いろんな分野で活躍している多士済々なOBが、それぞれ何かを話すという企画が一次会のメインでした。なぜか私はトップバッターでしたが、短い時間の中で私がお話した内容はおおよそ以下のようなポイントです。

□経済危機、不況といわれているが、新聞報道をまに受けるだけでなく、自分なりにそれをとらえてみよう。物事はとらえ方で大きく変わってくる。ここでは、あえて経済危機を前向きにとらえてみるとどうなるか考えてみよう。

□バブル期は誰でも何をやってももうかった時代だったといえる。午前2時に銀座でタクシーを手早く呼べる営業担当が評価されてしまうような本質的ではない部分が前面に出てしまう時代。それに対して、不況期は頑張った会社・人と、そうでない会社・人に差が出る時代。環境は厳しいが、ある意味ではフェアで当たり前な時期は、バブル期よりも不況期だといえる。

□中堅企業、非人気企業は、不況期だから良い人材がとれる。この意味では不況期は非常にいい時代だ。日本のまだまだ流動性が膠着した人材市場の中では、不況期があるからこそ旧来的基幹業界から新興業界・新興産業への人材移動が生まれる。循環的な不況期がなければ、いつまでたっても優秀な人材はネームバリューのある旧来的基幹業界の中心企業にばかり集まる。日本経済がさらに発展していくためには、新しいビジネスモデルを掲げて成長していく新興企業の台頭が必須であるが、人材的には循環的に訪れる不況がそれの促進役になっている。不況がくるから、日本経済は進化できている。

□いずれにしても、あらゆることを鵜呑みにしないで、自分の目線でとらえよう。「前向き」に物事をとらえることができる能力は、社会で生きていくにあたって大きな武器になる。「前向き」にとらえると、いろいろなことに気付くし、気持ち的にも楽になる。是非、意識的に自分の目線で、そして「前向き」に物事に接する習慣をつけて欲しい。

って感じだったでしょうか。もちろん、あまりに「前向き」を続けるのは、なかなか体力が必要なことなのですが、そのレベルまで行く人は少ないでしょうから、安心をして学生に対しては、はっぱをかけられます。


※《2009年1月27日》 今日は朝から会議が10個くらい。夜は赤坂で炬燵のある店でした。

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