FC2ブログ
メンタリングに考える…
今週の土曜日、メンタリングの勉強会でお話をすることになりました。

これまでの大学生支援の研究内容を整理した上で、メンタリングに話をつなげていこうと思っているのですが、そんなこともあってメンタリングについて少し考えています。私は、メンタリングは育成には非常に有効なツールだと思っています。日本でも5~6年前から本格的に紹介され始め、昨今ではきわめて一般的なものになりつつあります。

でも、それが曲者だったりします。

まずは、復習から始めましょう。慶応義塾大学の渡辺直登先生の定義を整理してみました。

メンタリングとは…… 
  ①成熟したメンターが  
  ②若年者や未成熟者と  
  ③基本的に1対1で  
  ④継続的・定期的に交流をして  
  ⑤信頼関係の構築を通じて  
  ⑥プロテジェ(メンティ)のキャリア発達を支援しつつ  
  ⑦心理的・社会的な支援を行う仕組み


また、メンタリング・プログラムとは…… 
  ①専門家ではない普通の「素人」が行う支援である。  
  ②基本的に(金銭的)報酬を伴わないボランタリーな活動であること。  
  ③メンターとメンティの関係性を事務局や専門家がモニタリングしていること

私は、最後の「メンターとメンティの関係性を事務局や専門家がモニタリングしていること」が大切だと思っています。

さて、メンタリングがメンタルヘルスと混同されていたのが過去の笑い話になった今ですが、メンタリングが本当に根付いたという実感はあまりありません。その理由は以下の2つだと思います。

①メンタリングの知名度が上がったのはいいが、認知→即、「浸透と拡散」現象が起こった。
②メンタリングの対象者が企業内の若手(特に新入社員)に集中しており、他の成功例があまり顕著に上がってこない。

「浸透と拡散」現象というのは、その概念が有名になり知名度はあがるのだが、その反面、本質的なストライクゾーンをはずれたものが混じってきて、何がコアであるかわからないような状態になることを指しますが、昨日・一昨日と考えていたシェアード・サービスなどもまさに短期間で「浸透と拡散」現象に陥ったケースですね。

メンタリングでいえば、普通のOJTを「メンタリング」という新しい衣をはおってやっているだけに近いようなケースもあったり、そもそも推進担当者がそのあたりを混同していたりと、かなり「拡散現象」は進んでいるように感じられます。座り心地の良いキャッチーなものは、往々にしてこのような状態に陥る危険性があります。

②の問題の打破は、ちょっと難しいですね、解釈が。別の機会にまた書きますね。

【今日の朝礼から】 今日は全体朝礼が長かったので、お話はお休みです。

《2009年2月10日》 本日はかなり残業、最近、出歩かなければならない要件が多く、残業をする暇がなかなか見つけられなかったので助かります。といっても、明日にかなり持ち越しですが。また、一人、熱い人と知り合いになりました。一緒に仕事ができるといいなぁ。

ビジネスブログ100選
  ←ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を
関連記事
スポンサーサイト



【2009/02/10 23:58】 | メンタリング | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<大学生のためのキャリアマネジメント | ホーム | シェアード・サービスに考える…② ~SSC談話038~>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://jqut.blog98.fc2.com/tb.php/395-b17f4104
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |