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リストラと株価
会社業績が悪い時のIR対策って、おそらく大変なんでしょうね。でも、株価対策でリストラをやるようなことはあってはなりません。当然ですね。

もう10年くらい前の話ですが、1998年くらいだったと思いますがトヨタ自動車がバブルの崩壊の際にも「雇用を守る」と宣言したことに対して、アメリカの格付会社が格付けの引き下げに動いたという事件がありました。まったくもってふざけた話です。そんな価値観でやってきたことが、今回の世界同時不況を招いたとも感じますが、でも今回もアメリカ企業のリストラ熱は激しいですね。

これに対して日本企業はどうかというと、東芝の西田社長は「正社員の雇用は何としても守りたい」と発言し、過去最大の2800億円の営業赤字を計上し、前期に6円だった期末配当を見送りながらも正社員の雇用には手をつけないポリシーを明確に打ち出しています。

昨日、紹介した「WORKS」誌の記事によると2008年11月末から年末までに人員削減施策の発表を行った上場企業23社のうち、発表翌日に株価が上がったのが15社、逆に7社については株価を下げています。これはどう考えるべきなのでしょうか。その程度の生ぬるさではだめだと市場がみたというよりは、安易な人員削減だけでは企業再生には必ずしも結び付かないことに、市場も気づいているということなのだと感じます(と、書きつつも「市場」って誰だ!というよく思う素朴な疑問が…)。

しかし、人件費が企業のコストとして極めて大きいポジションを占めていることも間違いありません。人を資本としてみる、資源としてみる、コストとしてみる、いろいろな角度からの見方があります。どの見方が正しいということでなく、イシューによってそれぞれの見方で考えてみる必要があるわけです。コスト・カットという短絡的なことは横においても、多大なコスト源をあずかる立場が人事なのだという認識はもって、日々の施策は行う必要があることは間違いありません。

《2009年2月23日》 久しぶりに始発の6時東京発の「のぞみ1号」で大阪出張。ほぼ満席に近く、日本の企業戦士のたくましさをあらためて実感します。夜は西天満にてお世話になった方と会食。さらには、独立した元後輩とも。体調は少しずつ回復に向かっています。


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【2009/02/23 23:43】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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