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図書紹介:『新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか~失敗しないための採用・面接・育成』 樋口弘和著(光文社新書)
トライアンフの樋口社長の著書です。樋口社長は横河ヒューレットパッカード(現 日本ヒューレットパッカード)退職後に、採用OS・コンサル会社であるトライアンフを設立し、業界内でも存在感のある規模の会社になるまで育て上げておられます。私のいる会社もこちらに仕事を依頼させていただいている関係で、先般ご来社された際にありがたく新刊書を頂戴しましたので、敬意を表しつつ、読んでみました。

タイトルは最近の新書本にありがちなパターンで、ちょっとキャッチー過ぎるところがありますが、採用・若手育成に携わる企業人には大変に良い本だと思います。

最初の章で、時代の変化とそれにともなって若者の意識が変わっていることに対してついていけていない管理者の意識を指摘し、次に採用ミスによって入った「期待はずれ」の新人のカテゴライズ、その次はは逆に一流の人材とは、といった内容で前半は構成されています。いずれも、ニヤリとしながらうなずける内容です。

本書の中心部分はそれに引き続いて書かれている「どうすればよい人材を採れるのか」という部分です。手法としては、どの採用本でも取り扱っているコンピテンシー面接なのですが、今まで読んだ多くのコンピテンシー面接を取り扱った採用本の中では、一番すっーと入ってきました。極めて平易に上手に例示も入れつつ書いているからだと思います。多くの面接官が、これなら自分にもできそうだ、今年の採用で試してみよう、と思うのではないでしょうか。また、「コンビ-シー面接」という単語は一切使用せずに、「雑談面接」と称しているのもポイントです。名づけ方でかなりイメージは変わります。確かに、いい面接って、いい雑談だった時なんですよねぇ。

今年は久しぶりに大量に面接に入るつもりですが、私は人事の仕事の中では、面接はけして得意分野ではないと自認しています。そもそも1日に10人と会うとかいうペースについて行き難いところがあります。疲れちゃうんですね、途中で。4名くらいだとなんとかなるのですが…。疲れるとどうしても、イメージ面接になってしまいます。表面的に質問でなめながら、なんとなくイメージで○・×をしてしまうような…。今年はそうならないようなマンイド・セットをきちんとして、大量面接のある日の前日は早めに寝て、真剣にやってくる学生に負けない真剣さで面接に臨もうと思っています。

新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか (光文社新書)新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか (光文社新書)
(2009/01/16)
樋口弘和

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【今朝の朝礼から】 MINI-PROというのをいくつか立ち上げることにしました。人事業務の中から、あるスケジュール感で解決したい案件について、リーダーを指名して小さな正式プロジェクトとします。リーダーは数名のメンバーを決めて活動を開始します。私からは、期待内容と期限を明示します。縦割りを超えて仕事をする習慣をつけることが1つの目的ですが、何よりもプロジェクトは人を育てます。

《2009年3月7日》 残業後、2時間遅れにて赤坂の裏道のピッツェリアに。遅れてマルゲリータを焼いていただけました。今週もやり残した仕事があれこれとあるので、週末に少し頑張りたいところです。


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