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ミドルの「やる気」
しつこいですが、さらに昨日からの続きで、Learning bar「みんなでやる気を科学する」からです。

今日は株式会社リクルートマネジメントソリューションズ石井宏司さんの『ミドルの「やる気」を科学する』と題したお話について。同社が2007年9月に実施した1000名規模の従業員意識調査のデータを用いて、ミドルの「やる気」について整理しています。

まずは、ちょっとデータから。

「マネージャーにやりがいを感じている人」…52%
「マネージャーをやって良かったという人」…48%
「マネージャーとして能力発揮できている人」…45%

いずれも半分程度ですね。マネージャーこそ仕事の醍醐味だと個人的には思うのですが、確かに苦しげにマネージャーをやっている人も多く見かけます。でも半分というのは、低いですね。さびしいです。

次のデータは、「マネージャーをやって良かった、やりがいを感じている」という人のフリーコメントの分析です。つまり、マネージャーが何に「やる気」を感じているかですね。

1位…裁量が広い
2位…部下育成・成長
3位…組織での目標達成・成果
4位…自己成長
5位…自己活用(これまでの経験を十分に活かせる、など)
6位…給与

数値的には1位はダントツです。
また、別機会に整理したいと思うのですが、私は日本企業における「裁量」というのは極めて主観的な概念だと思っています。つまり、「裁量」が広いと思うか、狭いと思うかは、かなりの部分はその人次第なのだと。

さて、さらにもう1つデータを。今度は「マネージャーをやって良かった、やりがいを感じている」(以下、上位層)とその逆に思っている人(以下、下位層)を比較しています。

比較した主なデータとしては、それなりに差がついたものには例えば以下のようなものがあります。

マネージャーとしての成長経験がある………上位層:75%、下位層:36%
より上の役職に就きたいという意欲がある…上位層:53%、下位層:10%
マネジメントの補佐役がいる…………………上位層:73%、下位層:56%
仕事時間中のプレイング率……………………上位層:42%、下位層:52%

私は個人的には3番目のやつが大きいと思いますね。2番目はいわゆる出世意欲ですが、「マネージャーをやって良かった、やりがいを感じている」という人でも半分くらいなんですね。これをみてなげく経営者も多いかと思いますが、それほどミドルマネージャーというのは面白い仕事なのだとも思います(下位層が10%しかないのは、逆にもうマネジメントなんかコリゴリ、もっと上にいくなんてもってのほか、ということですかね)。

上位層であってもプレイング率は4割を超えています。もっとミドルもマネジメントに専念せよとの論調も世の中にはありますが、このプレイング率を担保できているから、仕事が生生しく面白いのであって、また部下への統制が利くものなのだと思います。

《2009年4月22日》 キャリア系の講座の受講相談、研修会場の下見もあったので、申し訳ないので両方一緒にさせていただきました。ということで、22時頃から門前仲町へ。下見ターゲットが空いていなかったので、ちょっと怪しげな店に時間調整で寄りましたが、たくさんお土産をもらいました。いい街だな。


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【2009/04/22 23:04】 | モチベーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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