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大学センター試験によせて
明日・明後日は大学入試センター試験が実施されます(共通一次試験なんていっていると、年齢がばれますよ)。

私立大学のセンター試験利用での選抜も広まり、入試はかなり複雑さを増しています。同じ学部でも、一般入試、全学部入試、センター利用入試と3方向から受験することができ、さらにセンターの何課目を利用するかが選択ができたりと、何となく受験戦術みたいなものが結果を左右するような感じもします。入試の多様化という意味ではよいことなのでしょうが、昔とどっちが公平なのか微妙な感じもします。

さて、ところで大学全入時代を直前にして、大学入試を経ずに大学生になっている層がものすごく増えていることはご存知でしょうか。一年前のデータになりますが、ベネッセの大学まるごと調査「新入生の基礎力不足への対応策」によると、2006年度入試では私立大学の98%が推薦入試を実施、AO入試も全学部中の57.3%が実施していたそうです。その結果、全私立大学入学者の48.9%が、推薦入試かAO入試による入学者であり(つまり入試を受けずに大学生になっているわけです)、受験勉強の洗礼を受けて大学生になった私立大学生は、実は既に半分程度しかいないのです。キャリアデザイン学会の際にお会いした中堅都立高校の教諭のお話によると、中堅クラスの都立高校では浪人生は皆無といってよく、ランクを一つか二つ落として推薦・AOで手堅く現役で進学大学を決める層が多いとのこと、また、高校によっては大学進学者のうち実際に受験をした生徒がゼロというところもあるとのこと。
受験勉強自体の良し悪しには議論はあるでしょうが、少なくとも受験勉強による主要教科の学習は基礎的能力の向上には役立っているでしょうし、何よりも大事な「勉強の仕方」を考える機会にもなっているでしょうし、目標に向かって努力をする経験も得ているでしょう。受験勉強もしっかりと取り組めば、本人のキャリア形成、成長に実に寄与する経験なのではないかと感じます。もちろんAOや推薦を頭ごなしに否定はしませんが、受験勉強の成長体験というものも見直す必要があるように感じられます。
そんな思いをもって、明日・明後日のセンター試験に挑む皆さんに対してエールを送りたいと思います。努力の結果が成功体験で報われ、しっかりとした自己効力感を持つことができると本当にいいですね。



本日は終日宇都宮近辺廻りでした。お昼は「正嗣」で焼2、水1。都合、18個の餃子を食べて510円です。ところで、宇都宮駅前に有名な(?)餃子像がありますが、意外と小さいんですよ。
宇都宮駅前、餃子像

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