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なぜビジョンが機能しないのか~7つの典型的問題点
「組織開発ハンドブック」(東洋経済新報社)は、人事教育担当者が組織開発を自らの業務領域であると任じて取り組むにあたって、わかりやすい示唆を与えてくれます。

この中で、「なぜビジョンが機能しないのか」というテーマについて、7つの典型的な問題点を整理していました。ここにきてまたビジョンは脚光を浴びているように感じますが、参考になります。

①業務課題ビジョン

ビジョンの内容が業務課題の羅列になっており、提示される社員の側が夢を感じることができず、士気もあがらない。

②借り物ビジョン

上手なビジョンを作るために、他社の事例を集めて、すわりごごちのよいフレーズを作り上げる。いうまでもなく、ビジョンは独自のものであり、自分たちのものでなければならないのに。

③漠然ビジョン

ビジョンの内容が漠然としてい過ぎて社員に何の示唆も与えない。確かに方向性すら伝わらないビジョンは論外であるが、そもそもビジョンとは具体的過ぎて良いものでもない。ビジョンは戦略や計画とはまた違った次元のものであり、漠然としていることは当たり前だともいえる。それを自分のものとして理解し、自分の立場でやるべきことをイメージできるだけの力と努力が社員の側にも求められる。

④複雑ビジョン

ビジョンが複雑すぎて理解できない、また記憶できない。資料を手元に取り寄せないとビジョンを思い出せないようでは、ビジョンが役割を果たすことはできない。

⑤ワンフレーズビジョン

ワンフレーズであること自体が悪いわけではないが、あまりにシンプル過ぎて社員が将来をイメージすることができない。

⑥インセンティブ付きビジョン

そもそもビジョンはアメとムチのような外発的動機付けでごまかすのではなく、ビジョンそのものが社員の動機付けとなるような内容を目指すべものである。

⑦朝令暮改ビジョン

戦略や戦術を機敏に変更することと、ビジョンを変更することを同次元で考えてはいけない。ビジョンは、もう一段高いレベルで将来を見渡す必要がある。

いかがでしょうか。なかなか苦笑いしてしまうものが多いですね。

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《2009年6月13日》 大学時代の友人に不幸があり、小平にて告別式に。帰りに何人か仲間が集まったので、今は校舎のない学園西町の旧小平校舎に訪問。カフェテリアがまだ営業していたので、ビールとつまみ、それから駅の近くで二次会を。コストパフォーマンスは高く、武蔵野うどん大盛りのなかなかいい店でした。


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【2009/06/13 23:23】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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