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GCDFヘルピング~ヘルピング備忘録①
昨日のGCDFのヘルピングの続きです。

ちょっと復習してみました。受講当時に書き連ねていた「備忘録」からの抜粋です。


□GCDFはクライアントをまず信頼する。ヘルピングの流れも相手にゆだねる。理解したことを戻して進める。受容とは、同意・同感・同情のいずれとも違う。クライアントを自分とは違う一人の人としてまず認める。相手を知ろうとする。自分と相手に常に誠実であろうとする。

□「クライアントは何について伝えたのか=話の内容」⇒「クライアントが伝えたことの背景にはどのような気持ちがあるのか=感情」。……「何について」「どうだ」

□「クライアントが何を伝えたいのか=どうだ」に対して、GCDFがどのように立ち振る舞っているかを意識。

□クライアントの気持ちを見出そうとするのではなく、単にクライアントのいっている中から「今、自分に伝えたいクライアントの思い」に目を向けてみる。クライアントが何を話しているか、その話していることについてクライアント自身はどのようにそれをみているか。その視点からクライアントの話を聴くことが大事。

□人は相手に話をするとき、「わかって欲しいこと、伝えたいこと」がある。

□「外に出るもの」を通して気持ちを理解する…観る力

□「つかまえた感情」を「戻して」あげる。あてるのではなく、理解する。クライアントが話したこと・クライアントの感情をどのように理解したかを伝えることによって関係構築を強固にできる。クライアントに寄り添った言葉を返す。本当に相手の気持ちを理解していたら言葉でいえるはず。理解したがどうかは相手が決めること、自分できるのは理解しようとすること。

□相手の「怒り」を感じたら、関係構築のステップに戻る。必要な場合は素直に謝る。返した言葉が間違ったと思ったら素直に訂正する。距離が開いたと感じたら素直に謝る。相手に返した言葉によって、相手に感情が生じる。その結果、次に相手が話す言葉か変わる。うまくいかなかったら、そこで謝る、訂正する。

□深い穴に一緒に落ちてしまっては、単なる同情でしかない。

□質問はGCDFが知りたくてするもの。クライアントは……。

□「何について」⇒「どうだ」。「何について」はいくつか話す。いいたいのは何かが絞り込めるとよい。とにかく、「何ついて」「どうだ」に言葉を返していく。必ず「対象を明確に」返す。

□いろいろと引き出そうとしても、関係構築ができていないと拒否反応がありうる。いきなり課題解決型のアプローチには陥らないこと。

□返すのは良いが、一緒に落ちてしまうような言葉は避けること(cf.自信がないんですね)。冷静に。

□「つらい」ことに対しては、「つらいことがわかった」ことを返せばよい。そこを細かく聴いてしまっては火に油。つらいことがわかれば、それ以上は掘り下げないでおく。

□よく話すクライアントに対しては邪魔をしない。質問は控える。

□単なる「言い換え」だけだとヘルピングが前に進まない。クライアント一緒に歩きながら、少し前に出でみる。クライアントを理解できれば、できるはず。

□クライアントが「いったこと」を返すのではなく、クライアントが「いったこと」(「何について」)の結果わかったこと(「どうだ」=いいたいこと)を返す。

□すべてをわかろうとはしない。

□勝手に第三者を代弁しない。一般論を持ち出さない。

□プライバシィに関する勝手な立入りをしない。

□質問はよいが質問によって出てきたクライアントの言葉は、本当に伝えたいことだったのかはわからない。

□もやもやしていること(クライアントに自然に起こってしまっている感情)について、理由を聞かれても困る。

□いろいろな仮説を考えるのは仕方がないが、それは自分の中においておく。曖昧さに耐えられるのが良いカウンセラーである。

□気づいた解決策を提示しようとするのは、GCDFの落ち着きのためであり、クライアントのためを意識してのものではない。

□「あてよう」としない。「わかろう」とする。あてられると気持ちの上で上下関係ができる。あてられることに腹が立ち、あてられてもNOという場合がある。あてるためにGCDFが玉を多く打ち、GCDFの話が長くなる。
□GCDFの話は短い方がいい。クライアントがいった範囲でおさめる。クライアントがいったことは何なのかにとどまる。GCDFが考えすぎるととどまらなくなる。うまくいっているヘルピングは圧倒的にクライアントの発言量が多い。

□理解したこと、わかったことをきちんと伝えていかないと、ズレていくことがある。わかったつもりになって確認しないで進めると異なる方向に進んでいく。

□GCDFの価値感が出るのはやむを得ない。価値感が出ていることを最低限認識していれば良い。

□沈黙を怖がらない。ちょっと黙っていれば、クライアントは話をする。何を話題とするのかは、クライアントが決めればいい。沈黙には意味がある。黙っているクライアントの気持ちを尋ねてみるのも一つの方法。

□GCDFはクライアントよりも沈黙が長く感じるもの。

□クライアントにとって心地の良いヘルピングを。心地が良いとは、自分のいいたいことをいえるが、いいたくないことはいわなくてもいいということ。

□感情が高ぶりわーっと話続けるクライアントの場合、何らかの形で止めていく必要もある。すべてを相手に委ねると一か八かになる。ただし、このコントロールもGCDFのためではなく、クライアントがゆったりと話せるようになるために行う。出てくるものすべてに均等に返していくと、焦点がぼやけ散漫になる。自分が処理できる範囲でいったん止めてみる。

□表面的な事実に細かい感情が置き去りになりやすい。特に冒頭部分では注意をする。

□クライアントの「どうだ」部分の強弱にも注意を。強いものに対しては、返し方も強くする。

□GCDFが勝手にわかったつもりになると次の話題にいきたくなる。クライアントはどう感じているか。


《2009年6月28日》 朝はよかったのですが、途中から天気が悪くなり、寒いのか、蒸し暑いのかよくわからない日でした。こういう天気は嫌いです。


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