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OJTの感謝している点・改善要望点
先週の「ラーニングイノベーション論」は、OJTがテーマでした。

ちょっと前に社内で新卒新入社員の育成担当者になる先輩社員に対して、OJT担当者研修というのをやったのですが、研修を進行して30分ほど経過した時点で質問をする社員がいました。質問内容は「先生がさっきから使っているOJTっていうのは何ですか?」。素朴で大変にいい質問です。講師側は当り前のようにOJTという言葉を使用したのですが、実はこの言葉、少なくとも現在では、一般的に広くあまねく浸透・流通している言葉ではないのです。この手の人事用語は多々ありますから、注意する必要があります。

言葉の取り扱いは難しいものです。「キャリア」なんていう言葉もそうですが、こういった抽象的な言葉は使う人によっていろいろな意味になり、結構、議論も難しいものがあります。

さて、今回は株式会社ラーンウェルの関根代表のお話だったのですが、OJT担当者に対する興味深いアンケート結果をご紹介いただきました。

【OJT担当者の良い点・感謝している点】

①27%…やさしい・気遣いをしてくれる・コミュニケーションをとりやすい
②20%…的確なアドバイスをしてくれる・改善点もしっかりと指摘してくれる
③13%…仕事を任せてくれる・意義のある経験をさせてくれる
④12%…説明が丁寧・わかりやすい・目的/背景も説明してくれる
⑤12%…責任をもってサポートしてくれる
⑥09%…仕事ができる・責任感が強い・スキルが高い
⑥06%…働きやすい環境づくり・人脈づくりをしてくれる
⑥05%…周りから信頼されている・信頼感がある

なるほど、といった感じですね。次はネガティブなポイントです。

【OJT担当者の改善要望点】

①23%…コミュニケーションを増やしてほしい・とりづらい・接しづらい
②14%…説明が分かりづらい・声が小さい・目的や背景も説明して欲しい
③13%…気遣ってほしい・やさしくしてほしい
④11%…OJTのスケジュールを教えてほしい・時間を守ってほしい
⑤08%…しっかりと指導して欲しい・アドバイスが欲しい
⑥08%…仕事や機会を与えてほしい・ある程度任せてほしい
⑥07%…必要以上に気を遣わないでほしい・厳しくしてほしい
⑥05%…OJT担当者自身の健康管理をしてほしい・身の回りの整理整頓をしてほしい

まず、目をひくのはいずれも「コミュニケーション」が1位であることです。同じ内容が「良い点・感謝している点」でも「改善要望点」でも1番というのは、どういうことでしょうか。
コミュニケーションの大切さを再認識する以前に、OJTって結局、人次第なんだということが再認識させられます。そうなると、人事のめざすべき仕事の1つは、人次第のOJTを少しでも良い方に平準化させることでしょうか。

《2009年7月12日》 東京都議選は朝早めに行きましたが、今回も出口調査のインタビューはしてもらえませんでした。


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【2009/07/12 22:39】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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