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GCDFヘルピングにおける沈黙のワナ
GCDFのヘルピングの練習をしていて、最初の頃に一番怖いのは何といっても「沈黙」です。

目の前のクライアントが黙ってしまう、それが永遠のように感じるのです。あとでテープ起こしをしてみると、たった10秒にも満たない時間だったりするのですが……。

ヘルピングの場は基本的にもクライアントが話しやすいように、クライアントのペースで進めてよいのですが、どうしてもGCDFが進行に対する主導権をとっていないと落ち着かないため、「沈黙」という時間帯は大変に落ち着きなさをGCDFに感じさせます。沈黙に合うと、GCDFはついついなんとかしなきゃと思ってしまうのです。それから、GCDFはひとつひとつの自分の発言に自信がもてていないため、クライアントの「沈黙」に対して、「あれっ、自分は何かまずいことをいってしまっただろうか」と軽いパニックに陥ってしまったりもします。

そうすると、ついうっかりと何か「とりあえず」GCDFがしゃべってしまいます。しかも、悪いことに話の脈絡から離れた質問をしちゃったりもします。それがさらにGCDFのパニックを生み、ヘルピングの場はかなり悲惨なものに………、こんな経験を実技試験でした人も少なくないかもしれません。

以前に紹介した酒井穣氏の「あたらしい戦略の教科書」の中に、「沈黙のワナ」という言葉がありました。

これは、コミュニケーション上のテクニックであり、わざと会話の中にに「沈黙」を入れることで、相手に「沈黙」を埋めたいというモチベーションをおこさせ、相手に言わなくてもいいことまで言わせてしまうようにさせる手法です。

人がこの通りであるとすれば、人は「沈黙」はそもそも好きではないようです。

人には自然と「沈黙」を埋めたいという欲求があるようです。それでも、なぜ「クライアント」は「沈黙」をしているのでしょうか。クライアントも「人」ですから、「沈黙」を埋めたいという欲求は本来あるはずです。それでも、クライアントは「沈黙」しています。それは、クライアントが真剣に何かを考えているからではないでしょうか。何かに思いをはせているからではないでしょうか。であれば、そんなヘルピングのダイナミズムの「プライム・タイム」である「沈黙」を遮るのはヘルピングのセッションとしては、実にもったいないことですね。

あたらしい戦略の教科書あたらしい戦略の教科書
(2008/07/15)
酒井 穣

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《2009年7月25日》 安倍川の花火大会があるので静岡に。でも、実は大雨で安部川が増水したために前日に中止が早々と決定。にもかかわらず、予定とおりに静岡に赴き、予定通りに飲んできました。


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