緊プロ
有名なシャープの「緊プロ」の話を聞きました。

実は「緊プロ」のお話を聞くのは2回目なのですが、なんと1回目は10年以上も前です。いまだに陳腐化せずに機能しているモデルであることにまずは驚愕です。10年以上前に初めてお話を伺った時にはとにかく純粋に「凄い!」と思い、何とかこれを自社にもビルトインできないものかと思ったものです。それに対して、今回は「緊プロ」自体を学ぶというよりも、「緊プロ」を通じて「経験学習」について考えるという趣向であり、また別の気づきが多くありました。

「緊プロ」は1977年からシャープ内で続いている独特の開発制度であり、社内横断的な特長技術を必要とする緊急開発テーマについて、通常の研究開発体制とは別に、全社から最適な人材を優先的に集結して解決に取り組む他社に類をみない柔軟かつ実践的な開発組織・開発形態です。最近ではヘルシオだけは「緊プロ」経由ではないそうですが、AQUOS、AQUOS携帯、住宅用太陽光システム、ちょっと前ではメビウスやザウルスなど、シャープが世に出した大半のヒット商品が「緊プロ」によって生まれています。

「緊プロ」の面白いのは、これがあくまでも開発体制であり、人事部門が意図的に関与してはいない点です。役員バッチのカラーと同じゴールドマークを社内章につけられるなど、ちょっとクスぐる要素が入れられている点なんかも面白いです。

今回は産能大の「イブニング・ダイアログ」の中でお話を伺ったのですが、この「緊プロ」に代表されるプロジェクト経験と「経験学習」を結び付けて考えました。確かに「緊プロ」は間違いなく人を育てるでしょう。リーダーもメンバーもそれぞれの成長を得られるはずです。すべてのプロジェクトが人を育てるわけではないと思いますが、「緊プロ」には明らかに人を育てる要素が詰まっています。

《2009年9月9日》 私の社会人のスタートは業務用小麦粉の営業でした。最初の配属は東京営業所。当時はほぼ毎年1人配属されていました。今日はなんと当時の2年目の先輩、3年目の先輩、4年目先輩(皆さん、早々に別の会社に移られており、私は皆さんに遅れること10数年で仲間入りです)と飲む機会がありました。企画していただく偉大な先輩も、今も支えておられる先輩もご一緒に。さらには、現役の皆さんも途中から混じられ、とにかく素敵な会です。自分のすべての原点がそこにあると思い、感謝しています。自分の今の大事な役割の1つは、少しでも多くの若者にそのような「場」を提供することです。


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【2009/09/09 23:15】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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