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メンタルヘルスとモチベーション
メンタルヘルスの問題を単にメンタルヘルスの問題としてとらえずに、モチベーションの問題とからめて考える流れが強まってきているように感じます。今後のメンタルヘルス問題への対処に際しては、この考え方が大事だと思います。

これまでメンタルヘルスの問題は「心の不全」の問題としてとらえられてきました。つまり、健康・不健康の2言論です。これに対して、メンタルヘルスとモチベーションは同じ軸上にあり、マイナスが強くなるとメンタルヘルス不全が強まり、プラスが強くなるとモチベーションが高い状態になる、という発想があるわけです。すべてのメンタルヘルス問題にこれがあてはまるのかどうかはわかりませんが、対策を考える上ではなかなか有効な視点ではないかと思います。メンタル不全について、単に「心の不全」の問題ではなく、モチベーションが下がりきってマイナスになってしまった状態だととらえるわけです。

キャリアラボのスーパービジョンで花田光世先生が話されていたのですが、ESサーベイの限界を踏まえて、プラスの側面を測定できるストレスレベルチェック的なものが求められているそうです。

抽象的で直接的な質問が主となっているESサーベイ、モラルサーベイをやっても、企業はなかなか本当に社員が元気なのかどうかを測りかねています。これに対して、ストレスレベルチェックは社員が・職場がいかに元気でないかを図ることができます。すなわりマイナス面のチェックはそれなりにしっかりとできるわけです。結果、多くの企業では、ESサーベイよりもストレスレベルチェックが評価されているそうです。

いくつかの企業が大手EAPベンダーに対して、ストレスレベルチェックのノウハウを活用して、プラス面での測定ができるようなものができないかとのニーズが既に投げかけられているそうです。

ストレスレベルチェックでは、「あなたはストレスが高いですか?」という質問はしません。代替指標としての質問である「あなたは夜、眠れますか」などという質問を重ねて、ストレスレベルチェックをします。これに対して、ESサーベイというのは「あなたはストレスが高いですか?」的な質問をしてしまっています。ポジティプな要素にまでストレスレベルチェックのような代替指標が作れると、今までのES調査にはない価値が出るのではないかと、確かに感じます。

いずれにしても、EAPベンダーには今後、多くの価値と役割が求められてくると思います。そして求めるものは企業によってかなり違うことになるでしょう。まずは、自企業が全体の人材施策の中で、EAPベンダーをパートナーとしてどう扱うかがポイントです。

当社のメンタル・健康施策全体を見直す予定ですので、その前提で来月はいろいろなEAPパートナーのお話もじっくりと聞きたいと思っています。あまり合目的的過ぎずに、いろいろと対話をした中で、当社のスタンスをさらに明確にできればと思います。

過去の関係ブログ
 2009年08月24日 日本的なEAPを目指して
 2009年03月27日 メンタルヘルス・マネジメントの4つのアプローチ

《2009年9月26日》 10月25日(日)に実施予定の「第1回お好み焼き検定」ですが、すでに東京・大阪会場ともに午前中はキャンセル待ち状態です。午後の会はまだ残席がありますので、是非とも歴史的な第1回にチャレンジしてみてください。私の個人的な友人もかなり受けてくれるようで、会場でお会いできるのが楽しみです。お申込みは、こちらから。


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