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マネージャーとプロフェッショナル
東京大学の中原淳先生のブログで、リクルートワークス研究所の大久保所長のお話を紹介する中で、「プロ領域を持たないゼネラリストが存在しうるか」という話がありました。これって、相当に深いテーマだと思います。

一昔前の複線型人事制度的にいうと、プロフェッショナルである専門職に対して、特定領域に依存しないゼネラリストであるマネージャーという対比がありました。つまり、これらは対比した概念だととらえられていました。ただ、多くの企業ではゼネラリストとてのマネージャーが相対的に高く処遇され、専門職はややもすればマネジメントができない人の処遇の箱というイメージすらありました。

もう一つ、私がよく言っていることで「マネージャーもマネジメントという分野の専門職である」というのも真実だと思います。マネジメント業務というのは、単に人間性であるとか、過去の実績だけでできる仕事ではもはやなく、専門的な教育と経験が必要になってきています。営業成績がよいからとか、経理の仕事のベテランで仕事が早いからとか、そんな理由で組織マネージャーになってしまい、マネジメントの専門教育を受けていない(自ら学んでいない)人は可哀想です(もちろん、本人も可愛そうですが、メンバーも可哀想ですね)。まるで、専門知識なしに顧客にアドバイスをしているようなものです。ただし、マネージャーがとりあえず理解すべきマネジメントの専門知識の底は浅くていいのかもしれません。マネジメントをするにはマネジメントの専門知識が必要だと認識し、自分の時間のほんの少しをマネジメントの勉強のため(=部下のため)にあてる思いがあれば、習得できるレベルのものでしょう。

「プロ領域を持たないゼネラリストが存在しうるか」
「マネージャーもマネジメントという分野の専門職である」

この2つはけして相対する話ではなく、共存する話のように感じます。どっちも納得できます。



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【2008/03/16 16:15】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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