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「よこちゃん」
富士宮焼きそば学会公認のお店が都内にわずか1軒だけ、それも西葛西にあります。それがこの「よこちゃん」(きのこや)です。カウンターだけの小さなお店で、居酒屋としても重宝な店ですし、富士宮焼きそばのテイクアウトもやっています。

私は社会人の振り出し時期は、神奈川県・静岡県で業務用小麦粉の営業をしており、富士宮も担当エリアでした。当時は、焼きそばはこんな盛り上がりをしていませんでしたが、富士宮焼きそばの供給製麺会社各社も担当エリアでした。だからというわけではないですが、富士宮焼きそばの独特の食感は大好きで、豊洲のスーパー青木でよく荒川製麺の麺を購入しています。ご当地B級グルメブームの立役者である富士宮焼きそばですが、やはり明確に他の焼きそばとは物が違い、コンセプトが明確なところが、単なるブームで終わっていないところだと思います。

では、うんちくは「よこちゃん」のHPからの引用で。

■富士宮やきそばの麺の特徴

小麦粉と水で練って麺を蒸した後、一般的な製法ではもう一度ボイルするが、富士宮の麺は強制的に冷やし、油で表面をコーティングします。そのため、水分が他の麺に比べ少なく、コシのある麺ができ、食感に違いがでます。なぜこのような麺ができたかは定かでないが、冷蔵庫などの保存方法が普及していない時代に、富士宮に数多くあったやきそば店からの要求に応え、日持ちするやきそばの製法が確立したと言われています。

■どうして富士宮だけ独特の「やきそば」か?

戦後、富士宮市の商店街には山梨県の身延線沿いの人たちが、買出しに来て賑わっていた。彼らは、手ごろであるやきそばを好み、地元に持ち帰っていた。そうした人たちや「洋食屋」のために、当時、冷蔵庫などがなかったことから、製麺会社はなるべく日持ちがする麺を思考し、極力水分を除くことができる蒸麺製法を考案した。そして、その蒸し麺は、水分が少なく硬いことから、調理する際に、鉄板の上で水を加えたりキャベツの水分で柔らかくする焼き方が考案され、更に、肉かすやだし粉などを入れ、旨味などが工夫されてきた。こうして、製麺会社や洋食屋の思考錯誤の末、富士宮独特の腰があり、硬めのやきそばが出来あがり、市民生活に定着していくこととなった。

一方、全国的には、大手の食品メーカーが柔らかい茹で麺のやきそばを全国展開し、一般に普及していったが、富士宮では、既に固めのやきそばが市民に定着していたことから、やわらかいやきそばは、あまり市民に受け入れられなかった。こうした経緯により、現在まで富士宮地域においては独自のやきそばとして市民にこの上なく愛され、富士宮の食文化として築かれてきた。

この富士宮独特のやきそばは、余りにも日常的に市民の食文化として根付いてきたことから、やきそばは全国一律に同じものと解され、富士宮独特であることに気づかないでいた。あるいは気づいても、富士宮のやきそばはおいしいと思う程度の認識であったことから、その違いを殊更うんぬんする機会もなかったのが実情であった。

それが、中心市街地活性化の市民ワークショップに集った参加者により、まちおこしの一環として「富士宮やきそば学会」が誕生し、マスコミから大きく注目され、やきそば大ブレークの発端となっていった。あるマスコミの記者は、取材していくうちに、富士宮はガラパゴス諸島と似ていると地域固有の食文化を表現していたことが、言い得て妙である



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【2009/10/02 23:36】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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