その問題は、果たして問題なのか
既に1カ月近く前になりますが、トライアンフ社の人事マネージャーWSの最終回で、早稲田大学ラグビー部監督の中竹竜二さんから「大学日本一への組織作り、勝つ組織をつくるリーダーのあり方」という題で、お話をうかがいました。とにかく素晴らしいお話でした。何回かに分かれると思いますがちょっと備忘録的整理をしておきたいと思います。

カリスマ的な監督であった清宮前監督は強いリーダーシップにより史上最強の早稲田ラグビーを確立しましたが、その後任に選ばれたのが中竹監督です。部員130名、コーチングスタッフ20名を束ねて「勝利」を目指すわけですから、ある意味、これはもう大組織のリーダーです。

中竹監督が話されたモットーは「期待に応えない、他者にも期待しない、いいリーダーになろう・尊敬されようとは思はない」。なかなかニヤリとさせられます。中竹監督は大学時代には早稲田ラグビー90年の歴史で初めてのレギュラー以外からのキャプテンになった人。現在の自らを「日本一オーラのない監督」と称します。

お話の冒頭で、リーダーシップの問題について、以下の投げかけをされました。

《その問題は、果たして問題なのか》========================

・あなたにとって、あなたの組織にとってどれくらい深刻で重要か?
・いっているだけで本気で取り組んでいないのでは
・本当に問題なのであれば、組織として全力を尽くして何かやっているのでは
=========================================

同感です。「×××が問題である」、というのは、意外と思考停止ワードになりがちなのです。まずは、本当にそが解決すべき問題なのかを疑う必要があります。毎年毎年お題目的に同じ問題が解決されずに繰り返しテーマにあがるということは、真剣にそれを解決すべき問題と認識できていないことにほかなりません。そして、本当に問題だと認識したのであれば、全精力を尽くして解決させなければなりませんよね。だって、問題なんですから。

あと、選手個々人の能力アップを図る(ビジネス界でいえば部下・メンバー1人ひとりの能力アップを図るとなるのでしょうが)ためには何よりも1人ひとりのメンバーになりきる覚悟が必要だと明確に指摘されました。
「1人ひとりのメンバーになりきる覚悟」とは、わかりやすくいえば、自分の成長以上にメンバーの成長を考えられるか、さらに具体的な指標としては、自分のことよりもメンバーのことを考える時間を作ることができるか、メンバー自身よりもそのメンバーのことを深く深く考えることができるか、になります。中竹監督は実際に相当の時間を費やして、メンバーとの個人面談をしています。

これってすごいことです。でも、メンバーの成長が重要課題だと本当に認識したら、ここまでやらなければならないわけです。シンプルな話です。

《2009年10月4日》 キャリアカウンセラーの資格gcdfのクライアント役のお手伝いです。久しぶりに第3回のセッションにお邪魔しましたが、なかなかいい雰囲気のクラスでした。こちらも学ぶことがたくさんあります。皆さんの真剣さに刺激を受けます。


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初めまして
初めまして、孔明といいます。
同じFC2ブログで「孔明の仕事相談室」を書いています。
http://komei777.blog72.fc2.com/

じぇいさんは、人事と営業のキャリアをおもちなんですね。私も同じように人事や営業のキャリアを持っています。

今日初めてブログを拝見しましたが、もう随分長く書かれているのでしょうか。カテゴリーにたくさんの記事があってすごいなと思いました。

またお邪魔させていただきます。
【2009/10/05 20:51】 URL | 孔明 #ltEMck66[ 編集] | page top↑
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