VSSマネジメント
昨日に引き続きですが、早稲田大学ラグビー部の中竹監督が提唱されている「VSSマネジメント」について整理してみます。

「VSSマネジメント」は以下の頭文字をとったものです。

   V…ビジョン
   S…ストーリー
   S…シナリオ

この3つをいかに組み合わせてプロジェクトを作っていくかという考え方です。

「ビジョン」はある意味、明確な理想像です。
これにはそこに辿りつきたいという思うだけの、わくわく感が必須です。「ビジョン」とはある意味目指すべき到達点ですから、「点」の存在ですね。その「ビジョン」に現在地点からどうたどり着くか、現地点から「ビジョン」までを結んだ線が「ストーリー」です。この線は、ついつい直線で書いてしまいがちですが、直線的に「ビジョン」に到達できる人は、ある意味天才です。もしくはあまりに低い「ビジョン」を掲げているか……、そのどちらかです。困難な「ビジョン」であれば、この線は大きな波を打ちます。波瀾万丈の映画と同じです。そんなストーリーをしっかりと書いておかないと、課題満載で困難な道のりを歩むことはできません。「ストーリー」というのは「ビジョン」にどうたどり着くかという周到な戦略なんですね。
そして最後に、ストーリーの裏側を支える「シナリオ」が必要です。「シナリオ」は困難に対する対策であり、逆境への備えでもあるわけです。

こんな「VSSマネジメント」をチームプラン、ゲームプランを描く際に活用しているそうです。
早稲田大学ラグビー部では、都内のホテルで1泊2日のリーダー合宿をしています。一切、ラグビーの練習のない合宿です。メンバー同士でディスカッションを行い、「VSSマネジメント」を作り込む場です。やはり、組織ではこういった場が本当に大切です。

このように、優れた概念に「VSSマネジメント」というキャッチーなタイトルがつくと、非常に理解しやすくなります。相手が大学生だけに、このあたりも大切なことです。

《2009年10月5日》 たまたまご縁があって、日経WOMAN誌の編集長であられた野村さんの取材を受けた内容が、本日の日経新聞夕刊の記事の中でお取り扱いいただけています。私の話の流れから、中原淳先生のラーニングバーにつながっている内容なので大変に光栄なのですが、誤解のないように補足しますが、サードプレイスが機能するのは、家庭というファーストプレイスが大切であり、職場というセカンドプレイスが大事であればこそです。何かの代替でサードプレイスを求めているということではありませんよ。


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