FC2ブログ
コミュニケーション不全の他責思考
コミュニケーションの話になると、とめどないですね。どうも話も拡散します。とりあえず今日も1日続けます。

月曜日の座談会の中で、ある会社の方が「共通項」をキーワードに挙げられていました。退職率を劇的に向上させるにあたって「共通項」作りに注力した…、この結果、コミュニケーションのレベルもあがり、退職率の低下にもつながったという感じのお話です。なるほど、です。

「コミュニケーション不全」というのは、2つの要素で起こるのだと思います。

①コミュニケーションの担い手のレベルが下がること。
②求められるコミュニケーションの頻度や質が高まった(変化した)ことに対して、担い手がついていけなくなること。


なんとなく前者の論点が世の中では主流のようです。
代表的なのは「最近の若者は携帯メール世代なのでコミュニケーションがとれない」「そもそも、ゆとり世代は……」という奴です。もちろん、このような指摘にうなずけるところは多々あるのですが、世代論だけで片付けるのはちょっとずるいですね。だって、われわれ中高年者だって「コミュニケーション不全」の問題に加担しているはずですから。自分のコミュニケーションが完全だなんて自信をもっている人が、今どきいるでしょうか。自分たちを棚にあげてはいけません。

そうすると後者の視点に着目してみる必要が出ます。

考え方のヒントの1つが冒頭の「共通項論」です。

明らかに今の日本は「共通項」が減った世界になったのです。

私が以前いた企業はは今でも多くの社員が新卒で採用され定年まで勤務するという形態が維持されています。ここでは自然と「共通項」が増え、コミュニケーションの難易度もさほど高まりません。今いる企業では中途入社が主体である意味では正反対ですが、逆に若手が中心で年齢層の幅が狭く、これもある意味では強い「共通項」かもしれません。

ダイバーシティの問題も「共通項」が少なくなっていく社会にどう対処していくかという問題です。そうなると前出の若者の問題というのも、「世代論」ではなく「ダイバーシティ論」のようにとらえることができるのではないでしょうか。「若者のコミュニケーションの仕方が悪い」という一方的な他責思考から、「ダイバーシティに富んだ世代にどう対応をするのか」という当事者意識をもった自責思考に変えることができるはずです。

何ごとも他責思考的な状態のままでは、問題解決に近付くことはできませんから、このような発想の転換は大切だと思います。
《2009年11月5日》 お好み焼き検定を集団で受検いただいた某冷凍食品メーカーの人事の皆さまとお好み焼きパーティ(オコパ)。ただし、幹事の私が超大幅の遅刻。よく知っている店なのでマスターに対応をお願いできて助かりました。

ビジネスブログ100選
blogram投票ボタン  
↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を
関連記事
スポンサーサイト



【2009/11/05 23:19】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<「永利 本店」 | ホーム | 良い「受け手」である以上に良い「送り手」でありたい>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://jqut.blog98.fc2.com/tb.php/671-dfc956e3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |